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高畑充希「過保護のカホコ」からの “浮いた”キャラの系譜に 「私、めっちゃ空気読むタイプなのに(笑)」 <「同期のサクラ」インタビュー> [高畑充希“浮いた”キャラの系譜]

高畑充希「過保護のカホコ」からの
浮いた”キャラの系譜に
「私、めっちゃ空気読むタイプなのに(笑)」
<「同期のサクラ」インタビュー>


高畑充希-2.GIF
「同期のサクラ」で主演を務める
高畑充希



高畑充希主演の新ドラマ
「同期のサクラ」(日本テレビ系)が、
10月9日(水)より放送スタート。

同作撮影現場での様子や
作品への思いを高畑が語った。


今作で高畑が演じるのは
“故郷の離島と本土を結ぶ橋を
架けたい!”と大手ゼネコンに
入社した主人公・北野サクラ。

忖度できない性格で懸命に
夢を追うサクラと、
その同期たちの10年にわたる
成長物語が、1話につき1年間ごと
というペースで描かれていく。


サクラを取り巻く同期たちを
演じるのは、橋本愛、新田真剣佑、
竜星涼、岡山天音ら個性豊かな
キャストたちだ。


■ 「同期のサクラ」は仲間たち
との10年間の群像劇


――この作品への現時点での率直な
感想を教えてください

「このドラマはサクラの話では
あるんですが、同期にも
スポットが当たったストーリーなので、
群像劇ならではの面白さがある
と思います。

周囲が年相応に大人になって
忖度(そんたく)したり空気を
読んだりしていくなか、
サクラだけはどうしても
忖度ができず、10年間
変わらないんです」


――同期役の皆さんとの現場は
いかがですか?

「今回、20代が多くてすごく
若いチームなんですよね。

私が一番年寄り(笑)。
皆さん素敵な俳優さんだけれど、
それぞれスタイルが違うので、
初対面の時はどうなるんだろう?
ってドキドキでした。

最初の台本読みでは
皆がちぐはぐだったんですが、
何度かやる内にちょっとずつ
方向が近づいていく感じがあって。

3カ月この5人で一緒に
撮っていったら、
毛色は違うけれど
一体感のあるチームに
なりそうで、期待値が
上がりました」


■ 「過保護のカホコ」チームと再タッグ

――今作には、脚本の遊川和彦さんを
はじめ「過保護のカホコ」
(2017年日本テレビ系)の
チームが再集結。

高畑にとっては当たり役とも
なったカホコと、
今回演じるサクラ、
何か共通点は感じますか?


「サクラは同期の中でも
すごく浮いた存在なんです。

カホコも浮いている設定でしたが、
私、そういうのやりがちなん
ですかね…本当は、めっちゃ
空気読むタイプなのに(笑)。

サクラって人当たりはよくないし、
場を収めるために嘘を
つくこともしない人なので、

私も近くにいたら『おいおい』
って思うかもしれないけれど、

すごく信用できる人だと思います。

変な人ではあるけど、
こんな風に生きられたらいいなと。

私も実は、楽しくない時に
笑うのが苦手で。

だからいつも無表情なサクラが
笑うと唐突に見えるのは、
きっとそこに至るまで、
外からは見えないけど
彼女なりにすごく感情が
動いているんだろうなと
思っています」


――他にサクラに魅力を感じているところは?

「私、夢なし族なんです。
もちろん最初はお芝居がしたいと
思ってこの仕事を始めたんですが、
目の前のことにいっぱいになる
タイプなんで…。

サクラみたいにひた向きなのは
カッコいいですね。

大きな目標があって、
脇目もふらずに進める人には
憧れます。

だって、1コの目標に10年ですよ! 

叶ったら燃え尽き症候群になって、
その後が“余生”になっちゃいそう。

実際私、以前は舞台『奇跡の人』の
ヘレン・ケラー役がやりたくて、

それは自分にしては珍しく
明確な夢だったんですが、
17歳で叶っちゃって。

終演後灰になって
『この先どうしていけばいいの?』
って思いましたから(笑)。

その何年か後には同じ『奇跡の人』で
今度はサリバン先生を演じることに
なったのですが、そんな風に
人生が進んでいくなんて
想像もしていなかった。

幼かったんだなと思います(笑)。

今はもう少し緩めに夢が分散されて
『コレもしてみたいし、
こっちもしてみたい』
と思えるようになりました」


■ 高畑自身にとって“同期”俳優といえば…?


――高畑さん自身にとって
“同期”といえば、
どんな人が思い浮かびますか?

「『Q10』('10年日本テレビ系)で
同級生を演じていた

前田敦っちゃん(敦子)、

柄本時生くん、

池松壮亮くん、
賀来賢人くんは、

年も近いし同期に
近い感じですね。

その時、私はまだ18歳だったかな、
当時の“志”みたいなものも
そのまんま、10年くらい
持ち続けて生きているので…。

賀来くんなんて、
その時私と恋人役を演じて、

この秋同じ日本テレビさんの
スタジオでそれぞれ主演って
いうのは、ちょっとグッと
くるものがあって」


――同期とは、仕事の面で
刺激し合っているんですね

「自分と似た人とはきっと
プライベートで友達になりますよね。

でも同期って、友達とも違うし、
ライバルほどバチバチした
関係でもない、絶妙な距離だなって
思います。

理想は、自分と全然違う発想を
もってアグレッシブに進める人、
でしょうか。

そういう人の横で、
刺激を受けたいですね」


――この作品は社会人として
どう生きるか。その戸口に立つ
若者に大きな問いを投げかける
作品ですが、高畑さん自身脚本を
読んだ感想は?

「私も『大人になれよ』と言われて
『大人って何?』と考えることも
あるし。

派手な物語ではないですが、
それぞれのキャラクターや場面が、
見てくださる皆様に、
どこかしらプスプス刺さる
ドラマだと思います」


――本作で描かれるのは新卒からの
10年間。自身は10年後の自分には
どんな思いを馳せる?

「10年後って…37歳か。
考えたこともなかったです。

どうしているんだろう? 

想像もつかないですが、
精神年齢みたいなものは、
10年くらいじゃ意外に
成長しないなって思います。

私自身にとってこの10年間は、
人に知ってもらえるように
なったことが一番の変化。

ここ5年くらいのことですけど、
良くも悪くも、
自分の知らない人が
自分を知ってくれていると
いうことに驚きますね。

自分自身は…10年前よりは、
人とコミュニケーション
取れるようになってきたと
思います」


――サクラと違って本当は
「めっちゃ空気読む」し?

「いや、そこまで読めるかって
言われたら…そんなに読めないかも
しれない。

マイペースではあるので。

ただ、あまりにすごい浮いた人の
役が多いから、そこまで浮いてる
人生ではないっていうのを
強調しておきたいんです(笑)。

でも、だからと言って
すごく空気を読めるわけでは
ないですよ。

ドラマで最初に座長をやったのが
朝ドラ(連続テレビ小説
『とと姉ちゃん』/'16年NHK総合ほか)
だったんですが、その時は
『座長として盛り上げなければ!』
みたいにすごく考えちゃったんですよ。

でも考え過ぎたことで、
また自分の首を締めて
しまったんです。

周りの人がどう思ってるん
だろう?とか、

自分からいい現場に
しなきゃ!って思い過ぎて…。

結果、いいことは
そんなになかったので、
あまり気にしないように
しよう、と。

今は自分のペースで、
空気も読み過ぎず、
あまり考え過ぎないように
しています」


■ 「同期のサクラ」第1話あらすじは…


病院のベッドに横たわり、
意識の戻らないまま人工呼吸器に
つながれた女性・北野桜(高畑充希)。

知らせを受け彼女の元に
駆けつけたのは、携帯に
たった4人だけ連絡先が
登録されていた会社の同期、
百合(橋本愛)、
葵(新田真剣佑)、
菊夫(竜星涼)、
蓮太郎(岡山天音)だった。

4人の思いは皆一緒だった
「サクラのいない世界に
生きていてもしょうがない・・・」

その10年前の2009年、春―。

大手ゼネコン・花村建設の
新入社員となったサクラは
入社式に急いでいた。

通行の邪魔をする若者にも
忖度しない。

「皆さんの迷惑になるので
道を開けてください」
珍しい建物を見つけると、
時間を忘れて、写真を撮る。

ギリギリ間に合った入社式でも、
社長(西岡德馬)のスピーチに
「話が長いと思いました」
など立場をわきまえない
発言をして周囲を唖然とさせる。

人事部長・黒川(椎名桔平)の
フォローで空気が和らぐものの、
サクラの超マイペースな性格は、
同期の皆に強烈な印象を残す。

式の後、3週間の新人研修の
最終課題として配属先の決定に
影響する
「日本の未来に残したい
建造物の模型作り」が発表され、

サクラは班のリーダーに選ばれる。

同じ班になったのは、
クールながら場の空気を読む百合、

社長を目指す野心家の葵、

応援部出身でアツい菊夫、

そしてネガティブ思考の蓮太郎。

4人を親睦会に誘ったサクラは
志望部署を尋ねられ、故郷の離島に
橋を架ける仕事に関わるため、
どうしても“土木部”に
入りたいのだと自分の夢を語る。

「花村建設で初めて出会った
仲間なので」と
5人で記念写真を撮ると
さっさと帰ってしまうサクラ。

表情はわかりにくいが熱いような、
とらえどころのないマイペースな
サクラの性格に4人は戸惑う。

その夜。サクラは故郷の
美咲島に住む祖父
・柊作(津嘉山正種)に宛てた
手紙をFAXしていた。

その心の中は出会ったばかりの
仲間とこれから始まる仕事に
胸が高鳴っている様子で……。


■ 厳しい新人研修が始まる

翌日から、サクラたちは人事課の
火野すみれ(相武紗季)の指導の下、

ビジネスマナーや現場研修など
厳しい新人研修を受ける。

皆がクタクタになる中、
サクラは空気を読まず
最終課題の模型作りの
打ち合わせをしようと
持ちかける。

しかし、課題に向けた皆の
意見はバラバラ。

サクラはあるアイデアを出すが……。

夢のためには、決して自分の
信念を曲げないサクラの言動は、

「組織」を重んじる会社の中で、
ウキまくる。

しかし、歩みの遅い亀が、
必死に東京のスピードに
ついていこうとするような
その姿は、同期たちの心を
変えていく・・・。

そんなサクラと同期たちの
10年間が始まる。


高畑充希-3.GIF
眼鏡割れ&鼻血の高畑充希ポスターカット。
「傷だらけ過ぎ!」と話題

(ザテレビジョン)


ザテレビジョン 10/8(火) 19:21配信

最終更新:10/8(火) 19:21


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191008-00207965-the_tv-ent














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