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「TOKIO長瀬の才能」日本を代表する編曲家・船山基紀が驚いた [「TOKIO長瀬の才能」編曲家・船山基紀が驚いた]

「TOKIO長瀬の才能」
日本を代表する編曲家
・船山基紀が驚いた


日本を代表する編曲家・船山基紀.GIF
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「これまで多くのアーティストと
仕事をしてきましたが、
TOKIOの長瀬智也と
KinKi Kidsの堂本光一の
実力には、驚かされました」

そう語るのは編曲家の
船山基紀さん(68)だ。

中島みゆき(67)の
『時代』や

沢田研二(71)の
『勝手にしやがれ』、

五輪真弓(61)の
『恋人よ』や

C-C-Bの『Romanticが止まらない』、

Winkの『淋しい熱帯魚』など、
時代を彩ってきた多くの曲の
アレンジを行い、
堂本光一(40)主演の舞台
『Endless SHOCK』などの
舞台音楽も手掛けてきた船山さん。

これまで編曲した曲は2700曲以上を数え、
編曲家部門のシングルの総売上げは
小室哲哉(60)に次いで日本2位だ。


10月10日にこれまでの編曲家人生を
振り返って、
『ヒット曲の料理人 編曲家・
船山基紀の時代』
(リットーミュージック)を
出版したばかり。


そんな船山さんは、
『Endless SHOCK』で
製作総指揮を執る堂本光一と、
一緒に楽曲を作り上げる過程で、
その才能に触れてきた。


一方、長瀬智也(40)にも
TOKIOの楽曲の編曲を通じて、
才能に驚かされてきたという。

船山さんはTOKIOの
『AMBITIOUS JAPAN!』や
『宙船』などの編曲を手掛けている。

'03年の『AMBITIOUS JAPAN!』は
なかにし礼さん(81)作詞で、
筒美京平さん(79)作曲。

JR東海とのタイアップ曲で、
ヒットが至上命題とされていた。

レコーディングはなかにしさんと
筒美さんが見守る中で行われた。

「メンバーたちからは緊張感が
ありありと伝わってきました。

でも、TOKIOはさすがですね。
満足できるレコーディングに
なりました」


結果、曲は大ヒット。

今もJR東海を象徴する曲として、
多くの人に愛されている。

「製作者」としての長瀬の
実力の高さに船山さんが
驚いたのは、

'06年の『宙船』のときだ。

中島みゆきがTOKIOに提供した
この曲の「編曲」は船山さんの
名前がクレジットされているが、
長瀬も大きく関わっていたという。


「TOKIOの曲を中島みゆきが
やるというので驚いて。

どうなるんだろうと思っていた。 

みゆきからは
『あまり私のイメージじゃなくて、
TOKIOのイメージでやって
ほしいんです』、
というリクエストがありました」

いったいどういう編曲に
しようか、と考えていたら……。


「長瀬くんが自分でデモテープを
作って持って来た。

自分でギターを弾いて、
(コンピューターの)
打ち込みでドラムを入れ、
歌も歌って。

ちゃんと、TOKIOの色に
なっていた。

“おお、そっか!”と思って。

衝撃的でしたね。

こんなことまでできるんだと。

それまでも、TOKIOの曲を
アレンジしていたので、
だいたいのことは
わかっているとは
思っていたんだけど、
裏切られましたね。

中島みゆきの曲をこんな風に
表現するなんて、
すごいなぁと思って」

「このまま発表しても
何の問題ないくらいの
完成度だと思った」
と船山さんは笑うが、

レコード会社や事務所の
意向もあって、より派手な
曲になるようにアレンジを
施した。

「といっても、
長瀬くんが作ってきたものを
元にして、僕はそれを
いろいろと膨らませる
作業をしただけだよ」

レコーディングは、
ほとんど長瀬に
任せきりの状況だった。

「僕は寝ていたようなもん(笑)。
この編曲なら、声を張って
歌ったほうがいいとか、勘がすごい。

単純な8ビートでも、
重いとか軽いとか、

ドラムで立たせたい音の
ポイントとか、強いこだわりを
持っている。

長瀬智也は生粋の
バンド小僧なんです」

その後も、中島みゆき提供の
『本日、未熟者』や
長渕剛(63)提供の
『青春 SEISYuN』などの
TOKIOの曲の編曲を船山さんは
担当したが、いずれも長瀬が
楽曲のイメージの指針となる
デモテープを作った。

「長瀬くんからは、
自分の作品を作っていきたいと
いう強い思いを感じていました。

彼自身も、当時から曲を常に作り
続けていたみたいです。

もう好きでしょうがないわけ。
本人も『ものすごい量の曲の
ストックがあるんです』
とか言っていたなあ」


その言葉を証明するかのように、
長瀬は「製作者」としての
才能を発揮していく。

かつてTOKIOのシングル曲は、

プロの作詞家、作曲家によるものや、
アーティストの提供のものが多かった。

しかし、近年のシングル曲はすべて、
長瀬の作詞・作曲によるものだ。

長瀬に引っ張られるように、
ほかのメンバーも勉強し、
研究する。

「長瀬くんはいちばん
年下じゃない? 

だけど、すごくTOKIOの方向性に
すごく影響力が強いんだと思う。

長瀬がやるから、他のメンバーたちも
ものすごく勉強する。

TOKIOのこだわりは、
ライブハウスを経て
デビューしたバンドと変わらない」

しかし、現在、TOKIOは音楽活動を
休止中。

'17年、長瀬作詞作曲の
シングル『クモ』を最期に
楽曲の発表はされていない。

「あれほどの才能を
発揮できないのは、
本当に悲しいことだよ」


日本を代表する編曲家が惜しむ
長瀬の才能。

いつの日かまた、
TOKIOの新曲を聴くことが
できる日がくることを、
ファンのみならず、
多くの人が待ち望んでいる。

(取材:岡野誠)



女性自身10/17(木) 6:03配信

最終更新:10/17(木) 10:22


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191017-00010001-jisin-ent


AMBITIOUS JAPAN!

















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