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女優・大河内奈々子43歳「空白の3年でフラワースタイリストになった理由」 [女優・大河内奈々子43歳]

女優・大河内奈々子43歳
「空白の3年で
フラワースタイリストに
なった理由」




女優・大河内奈々子43歳.GIF
mi-mollet(ミモレ)




ドロドロの愛憎劇がすごすぎる!と
社会現象になった懐かしの
昼ドラ『牡丹と薔薇』
(フジテレビ系)。

執拗にいじめられるヒロインを演じ
注目を集めた大河内奈々子さん。

実は今、湘南で子育てをしながら
フラワースタイリストとして
活躍されているのです。


一体どのような心境の変化を経て、
今のライフスタイルにたどり
着かれたのでしょうか。


今日までの道のりを伺いました。


大河内奈々子


1977年6月5日生まれ、東京都出身。

15歳のとき『セブンティーン』の
モデルとしてデビュー。

女優活動もスタートし、
2004年に放送された
『牡丹と薔薇』
(フジテレビ系)でブレイク。

2015年からフラワースタイリスト
としての活動をスタート。


オンラインフラワーショップ
「blooom」の運営、

ワークショップの講師、

ウエディングやジュエリーショップ、

イベントの装花を手がける。

プライベートでは2014年に再婚。

夫と11歳の息子と湘南で暮らしている。

Instagram:@nanakoohkouchi、

Twitter:@nanakoohkouchi、

YouTubeチャンネル
『blooom by nanakoohkouchi official』

オンラインストア:「blooom」


自分にしかできない“何か”を
持ちたいと思った

自分の好きなことを
仕事にしたいけれど、
家庭と上手くバランスを取れる
範囲でやっていきたい。

そんなふうに考えている人は
多いのではないでしょうか。

女優の大河内奈々子さんは、
その理想のバランスを
見事に実現されています。


でも一体なぜ全く違う道を
模索されたのでしょう?

「もともと中学生の頃からお花を
習っていて。

楽しかったのでその後も
フラワーアレンジのワークショップには
通っていたのですが、どこかでもっと
しっかり勉強したいなと
思っていたんです。

忙しくてなかなか時間が
取れなかった中、

31歳で子供を出産して子育てで
少し女優業を離れる時間が
生まれたときに、
いろいろ考えたんです。

『15歳からずっとモデル、
女優をやってきたけど、
この先もこれでいいのかな、
自分にしかできないことを
探りたいな』と。

私は芸能界以外の世界を
知らなかったので、
もっと多くの人と関わり
合うことをしたいな、
という気持ちも
ありました。

そういった思いが積み重なって
いって、好きだったお花を
本格的に勉強しようと決めたんです」

その後、子育てのことを考えて
自然の多い湘南に移住。

離婚を経て、36歳のときに
フラワースタイリストの資格を
取るため専門学校に通い始めます。

「どの専門学校に通うかは、
めちゃくちゃ調べましたね。

小さな子供がいるので時間を
自由に選べる学校がよかったのと、
お花業界って協会がたくさんあるので、
どの協会の学校に通うかで
今後の自分のお花との付き合い方も
変わってくる、というのも
ありましたから。

それでネットでリサーチしたり、
お花に詳しい仲間にいろいろ聞いたり。

やっぱり、何かを始めるときの
最初の一歩ってすごく
重要だと思いましたので、
そこはかなり時間と
エネルギーを割きましたね」



女優の仕事では得られなかった感動が



女優・大河内奈々子43歳-2.GIF


2年の勉強を経て、卒業後は
知り合いの花屋で修行を始めます。

この時期が体力的には
一番キツかったけれども、
花の楽しさを一番知った
時でもあったそう。


「最初はワークショップの
開催時にお手伝いをする
くらいだったのが、
気づけばお店に立って
レジを打っていました(笑)。

お花屋さんてかわいらしい
イメージがあると思うんですけど、

実は3Kと言われるくらい
過酷なんです。

朝は3時に起きて競りに
行って花を仕入れて、

その後ずっとお店に立って、
花束を作って売って。

腰は痛いし水で手は荒れるし
大変だったんですけど、
お花を作って渡したときの
お客さんの表情とか言葉が
忘れられなくて。

目の前で喜んでくれたときの
感動は、それまでの人生で
初めて経験したものだった
かもしれません」

そうして約3年の花屋勤務を経て、
とうとう大河内さんは
フラワースタイリストとして
独立します。

とはいえ最初から仕事が豊富に
あったわけではなく、
自身がこれまで築いてきた
ネットワークを生かして、
コツコツと実績を
積み重ねていったそう。


「よく通っている地元の
コーヒーショップのオーナーさんとか、

これまでのワークショップで
知り合った企業さんから
声をかけていただいて、
イベントの展示会のお花を
手掛けさせてもらっていました。

お店を構えられたらよかったん
ですけど、花って生ものなので
リスクも高い。

家庭もあるし、毎日対応するのは
難しいなと思って、
まずはオンラインショップから
始めたんです。

これなら注文があったときだけ
対応できるのでいいなと思ったから。


コロナ問題が起こって不安に
陥ったんですけど、皆さん、
家から出られないため花を
飾って楽しみたいと思われて
いるようで、意外と多くの
注文をいただいています。


まだまだ手探りの状態で
正解も分からないけれど、

少しずつフラワースタイリスト
としての自分を認知していって
もらっているのかな、
という気はしています」



家庭とバランスをとりながら
好きなことを仕事にする

それなりに順調にきているように
思える大河内さんの新しい人生。

ただフラワースタイリストとして
勉強、修行に打ち込んでいる間、
女優業はどうしていたのでしょう?
伺っていると、片手間におこなえる
仕事ではなさそうですが……。


「やはり女優業は、
お休み状態でした。

その頃には所属していた
事務所も離れて、
フラワースタイリストとしての
活動だけに専念していたんです。

もちろん迷いました。
15歳からずっと芸能界で
生きてきたので、
離れることは怖かったですけど、

『今は花に集中したい』と思って。

何より子供も女優も花も、
となったら全てがおろそかに
なってしまうだろうと
思ったんですよね」

大河内さんは人生を方向転換するに
あたって、女優時代と同じように
再びバリバリやろう、
と考えていたわけではありません。

それよりも重視したのは、
「家庭とバランスを
とりながら好きなことを
仕事にする」ということ。


同じあり方を目指す人は
少なくないと思いますが、
そのバランスを実現する
コツは何か教えてもらいました。


「私は最初からお花を仕事に
することを目指していたわけで
はなくて、もう1つの自分の軸を
持ちたい、という思いが
強かったんです。

だけど今、こうして
フラワースタイリストとして
活動できるようになって
思うのは、好きなことに
一生懸命取り組んでいると、

それが少しずつ自分の実になって、
広がって、次につながって
いくんだな、ということ。

最初からビジネスとして取り組むのは、
他に守りたいものがある人間に
とってはあまりにも大きな賭けですし、

家族の負担も大きくなると
思うんです。

だからもし私のように家庭との
バランスを取りながら働きたいと
思われているなら、
まずは今できることを頑張って、
小さな実績を積み重ねていくことが
コツかなと思います」


しかし家庭優先での活動となると、
収入面は減ってしまうのでは
ないでしょうか?

その点はどう対応されていたのでしょう?

「私の場合、女優時代の蓄えがあったのと、
再婚して夫の支えもあったので、
それで勉強に集中することができました。

卒業してからは、一応花屋での
収入も得られていましたし。

もちろん女優のお仕事とは
単価が全然違いますが、
大事なのは今の生活の中で
自分は何を得たいのか、
ということだと思うんですよ。

たしかに若い頃は高価な洋服や
ブランドのバッグが欲しいと
思っていた時期もありましたが、

今は洋服を見ても
『お花の仕事をするのに動きやすいか』
と花優先で考えてしまうし、
湘南に住んでいるので靴も
ビーチサンダルしか履いていない。

本当はもう自分が欲してないのに、
そこに気付かずライフスタイルを
転換できないのはすごく
もったいないと思うんですよね」



自分のことだけ考えて生きるのは
難しくなるから……

今の仕事では、自分で自分の
時間をコントロールできるため、
それがものすごく心の安定にも
つながっているという大河内さん。

ということは、女優への復帰は
もう考えられてはいないのでしょうか?


「実は昨年、新しい事務所に
所属したんです。

そこからバラエティ番組とか
少しずつ呼んでいただけるようになって、
『芸能活動はもうやらない』と
いうつもりは全くないんです。

むしろお花の仕事を
サポートしてくれる方も
増えたので、
徐々に再開したいなと
思っています。


今は花という軸を持っている
自信があるので、逆に女優だけでなく
いろんなことを、例えばモデルや
以前はあまりやったことが
なかったバラエティ番組にも
積極的に出てみたいですね」


今月6月5日で、43歳になった
大河内さん。
今後は花の仕事においても、
もっと活動の幅を広げていきたいと
考えているそう。



女優・大河内奈々子43歳-1.GIF




「フラワーアレンジだけじゃなくて、
花作り教室のWEB配信も積極的に
行っていきたいし、花の生産者の
支援もしていきたいと考えていて。

花作りって本当に大変な仕事なので、
売り上げの一部を生産者の方に
還元できるビジネス展開も
していけたらなと
夢はふくらむばかりなんです。


でもやはり、私にとって
一番大切なのは家庭とのバランス。

年齢を重ねると、自分のことだけ
考えて生きていくのは難しくて、

“自分と何か”という
人生になってくる人が多いと
思うんです。

“自分と子供”とか、

“自分と介護”とか。

そこを無理にどちらかに
比重を置こうとすると、
ストレスになってしまう。


だから大好きな花のことも、
今までどおり、今の生活の中で
できることを丁寧に、
一生懸命やっていきたいと
思っています」


取材・文/山本奈緒子

構成/片岡千晶(編集部)

大河内 奈々子



webマガジン mi-mollet 6/6(土) 20:03配信 

最終更新:6/6(土) 20:03



https://news.yahoo.co.jp/articles/7d48b5cdf020ff5df742a75666aea6cb3e1c3af7?page=1
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