錦織圭、全米オープン出る １年ぶり実戦復帰は前哨戦が確実 大坂なおみも出場へ

錦織圭、全米オープン出る　
１年ぶり実戦復帰は前哨戦が確実　
大坂なおみも出場へ




全米オープンに出場する意向を
明らかにした大坂と錦織（右）




テニスの錦織圭（３０）と
大坂なおみ（２２）＝ともに
日清食品＝が、
全米オープン（８月３１日開幕）に
出場する意向だと１６日、
マネジメント会社が明らかにした。


新型コロナウイルスの影響で
男女ツアー大会は３月から
中断しているが、
ニューヨーク・タイムズ紙などは
全米が日程通りに無観客で
開催予定と報道。


右肘手術で昨年の同大会から
戦列を離れた錦織にとって、
４大大会出場は復活に
向けた大きな一歩となる。


賛否両論ある全米に
日本男女のエースが出場する
意向を固めた。

ともに米国滞在中で最短で
８月から始まるツアー大会に
備えている。

錦織は昨年９月、
全米３回戦後に戦列を離れ、
右肘の手術を受けた。


今年３月下旬の復帰を予定し
「なるべく早く戻れたら」として
ツアー大会へのエントリーを
済ませていた。

代表に選ばれた男子国別対抗戦
デビス杯（３月６、７日）は
プレーせず、拠点の米フロリダ州に
戻った直後、コロナ禍で
ツアーが中断に入った。


現在はＳＮＳなどで
マックス・ミルヌイ新コーチとともに
練習している様子を伝えている。

術後にフォームを変えた
サーブを打ち、体の動きも
かなり戻った様子。

全米の前哨戦に出る可能性は高く、
大会が開催となれば、
約１年ぶりに実戦復帰することが
確実だ。

米メディアによれば、
全米主催者は日程通り、

コロナ対応の臨時病院にも
なった会場で、無観客で
開催する方針を固めた。

感染防止対策で宿泊は
マンハッタン中心部ではなく
会場近く、選手はスタッフ１人のみを
帯同し毎日検温、シングルスは
予選がなくダブルスは
６４組から２４組に削減などを提示。

ニューヨーク州に認められれば、
今週中にも正式発表される見込みだ。

ただ収束とは言いがたい状況かつ
制限が厳しく、トップ選手からは
参戦に否定的な意見が出ている。


男子１位のノバク・ジョコビッチ
（セルビア）は「ルールが極端すぎる」と
苦言を呈し、

前年優勝のラファエル・ナダル
（スペイン）も
「今の状況なら厳しい」としている。

女子１位のアシュリー・バーティ
（オーストラリア）も
「開催したいのは分かるが
安全確保が優先」と
難色を示してる。

コロナ禍での不安はあるが、
１４年準優勝の錦織はフロリダ州で、

１８年優勝の大坂はカリフォルニア州で
準備をしている。

両選手にとって思い入れのある大会は、
１年延期された東京五輪に向けても、
再スタート後の大舞台となる。

報知新聞社



スポーツ報知 6/17(水) 8:00配信


最終更新:6/17(水) 8:00

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f2cdd7651afde5f82ad3e808f4239a1bb8ca36f

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