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ローラ、バラエティ疎遠とLA移住の裏に貫く信念「自分に嘘をつきたくなかった」 [ローラ、バラエティ疎遠とLA移住の裏に貫く信念]

ローラ、バラエティ疎遠と
LA移住の裏に貫く信念
「自分に嘘をつきたくなかった」





ローラ、バラエティ疎遠.GIF
LA移住を機に大きく変わった価値観を語った
ローラ(画像提供:STUDIO R330)(オリコン)





モデル・ローラが『しゃべくり007』
(日本テレビ系)のゲストとして
テレビに初出演してから早10年。


翌年には年間200本以上の番組に
出演し国民的人気者へと成長したが、
4年前に突如ロサンゼルスに移住。


今年6月には環境に配慮した
ライフスタイルブランド
『STUDIO R330』を立ち上げた。

その背景には、
「自分の気持ちに正直でいたい」
というまっすぐな彼女の信念が
あった。

海外に拠点を移した理由、
そして新ブランドに
込められた思いとは。

「今の方が日本が好き」と
語るローラに聞いた。



■「眠れなくなったことがあった」
日本のレギュラー番組15本の
オファーを断っていた

ローラが監修する『STUDIO R330』では、
リサイクル素材を使った運動向け
アイテムを皮切りに、
環境に配慮した商品開発や
コンテンツを発信していく。

ブランド名の“R”には
、”リユース”、
“リサイクル”、
“リデュース”の
意が込められている。

地球にも人にも優しい
素材にこだわり、
準備に約2年もの時間を
費やした。

「環境に配慮しながら
ライフスタイルをポジティブに
するようなブランドに出来たら
いいなと思って色々考えたの。

だから自分が考えたアイデアに
共感してくれたり、手に取って
くれた人がハッピーになって
くれたら嬉しいなって。

あと、日本にはまだ運動の文化が
浸透していないなって思っていて、

私自身もLAに来て運動を
日常生活に取り入れたことで、
ポジティブになって自分を
大切にすることに繋がったから、
この素晴らしいことをみんなに
シェアしたいなって思ってる」


LAでの生活は
「いつもスペシャルに感じて、
1日1日がすっごく楽しい!」と
活き活きと話すローラだが、
幼い頃から育った日本を
離れたのはなぜなのだろうか。
 
「日本にいた時もすごく
楽しかったんだけど、
私がお仕事をしすぎちゃったのかな?

自分の時間をつくれてなくて、
実は眠れなくなっちゃったことが
あったの。

そこで、自分の心や身体を
大切にしなくちゃって
気づいたんだよね。

それで自分のやりたいことを
見つめ直したときに、世界中の
人とコミュニケーションを
とったり、知らない文化に
触れたり、いろんな経験したいって
いう思いがずっとあったから、

これはいいタイミングだと
思って、一度日本を離れる
ことにしたの」

画面が華やぎ、
発する一言一言に笑いが
起きる彼女にオファーは
止まなかった。

モデル、歌手、女優と
年々活動の幅を広げ、
レギュラー番組の
オファーは15本に及んだ。

しかし、ローラはすべて断った。

「きっと日本を離れたら
たくさんお仕事を失って
しまうけどそれでもいいや、って。

やっぱり一度しかない人生
たくさん経験したいし、
自分のやりたいことを
大切にしたいなって思って
チャレンジしてみたの。

だからね、全然後悔してない!」

LA移住を機に、本格的に英語の
勉強をスタートしたローラ。

5月に出演したテレビ番組では、
友人だという世界的歌手の
カーリー・レイ・ジェプセンと
肩を並べて、堂々と英語で
雑談する様子が放送されていたが、
彼女の向上心は留まるところを
知らない。

今でも、週に5回オンラインレッスンを
受けているというのだ。

「最初の頃は英語喋れなくて、
覚えるのも遅かったけど、
ちゃんと続ければ出来るんだ!って
ちょっと自分に感動してる!

あとね、私日本語もちょっと
子どもっぽいけど、英語も
何だか子どもっぽくて
面白いって言われるの(笑)。

どんな言語でも自分らしさって
残るんだって思ったら
何も怖くないなって!」と
楽しそうに話す彼女に、

“何事も始めることに
遅いことはない”と
改めて感じさせられた。



■年間200本出演の国民人気者の葛藤
「いつもありのままの自分でいたかった」


そんなローラにも
「眠れなくなった時期があった」
とは少し意外だった。

あまりの多忙さに、いつも
笑顔で元気な姿を求められることが
大変だったのかと聞いてみると、

「それは全然なかった!」と
即答だった。

「昔から面白いことが大好きで、
テレビに出てたときはすっごい
楽しかった!どんなに忙しくても、
疲れた、大変っていう
気持ちはほとんどなかったんだよね」


我々が癒されていたローラの
笑顔に1つも嘘はなかった。

しかし、いつも自分らしく
正直でいたいと、
人一倍ピュアでまっすぐな
心を持つ彼女は少なからず
葛藤も抱えていた。

「いつもありのままで、
自由でいたかったから台本を
読まなかったし、こういう風に
言ってほしいっていう指示が
あっても、できるだけ自分らしく
してたのね。

でも、全部やらないでいると、
その人にも番組にも失礼に
なっちゃうっていう葛藤があって。

実際その通りに言って番組が
放送されたら、私がすごい
変な人みたいに見えたことがあって、
すごいショックだった。

でもそれも自分で選択したこと
だから、全然後悔して
ないんだけどね」


その後様々な出来事が重なり、
いつもハッピーだった
ローラが
「もう誰も信じられない」と
思ってしまうほど深く落ち込んで
いた時期があった。

そこから脱却できたのは、
誰のせいにするのでもなく、
自分自身に目を
向けられたからだという。

「自分の心や身体を大切に
できて初めて、誰かを助けたり
大切にしたりすることができるんだ
なって学んだんだよね。

身体に良い物を食べたり、
運動したり、瞑想をしたり、
自分の心と身体のケアを
しっかりしていったら
どんどん昔の自分の気持ちに
なっていって。むしろ昔の自分より
パワーアップしているのを感じて。

だから今は毎朝起きると感謝で
いっぱいで楽しい気持ちになってる。

昔こんなこと言えなかったのに、
今は言えるの」


■「悲しんだり苦しんだりしている
人たちを救いたい」離れて強まった
日本への思い


“essentials for a good life”
(良い生活に欠かせないもの)を
スローガンに掲げた『STUDIO R330』。

初の発売アイテムが環境に
配慮した素材を使った
スポーツウェアなのは、
運動をきっかけに
前向きになれたことで、
自然や地球への感謝の
気持ちが沸いてきたという
ローラ自身の経験が
反映されているのだ。


「私、悲しんでたり苦しんだりして
いる人と会うとすぐ分かるの。

最近は色々あるし、
そう感じてる人が多いなって
いうのを感じるから、

もっともっと自分を大切にしたり、
リラックスできたりするように
アドバイスをしていきたいな。

自分の経験から学んだことを
SNSを通じて伝えて、
たくさんの人がポジティブに
なったりチャレンジしたい
気持ちになったりして
くれたら嬉しい」


自分自身としっかり向き合うことで、
自分の本当にやりたいことが
明確になり、それを行動に
移して実現したことで心に
余裕ができた。

すると、他者への思いやり
だけでなく、生活する環境、
存在する地球全体にまで
視野が広がった。

今まで気にしてこなかった、
自分の使っている物や行動が
環境を汚してしまっている
可能性についても考えるよう
になった。

「昨日も運動のために
登山したんだけど、
ゴミがいっぱい捨てられてて
それ全部拾ったの。

昔は道にゴミが落ちてるって
思った時にこれを取ると、
いいことしてる人に
見られるかなとか、

変って思われるかなとか
戸惑ってる自分がいたのね。

でも、このゴミは捨てて
あげなくちゃ海に行っちゃうって
思って。

今ではもう何も気にしない。

誰かのワンちゃんがうんち
しちゃって飼い主さん
片付けてない。

じゃあ私のうんちバックで
片付けちゃおう、
とか積極的にやるようになった。

ゴミ袋も毎日持ち歩いてるの。
なんかそっちの方が気持ちが
いいんだよね」

物事を地球規模で考える
ようになったローラ。

今彼女の目に、
日本という国はどう映っているの
だろうか。


「日本は心から優しくて
真面目な人がたくさんいて、
古くからの素敵な文化や
言葉がたくさんある。

でも、リスクを恐れず
チャレンジする人が
まだ少ないのかなって。

色んな経験をすることで
違う新しい世界が見えるように
なれば、もっと日本を
愛せるようになるんじゃないか
なって思うんだよね。

私は日本に住んでいた時よりも、
今の方がもっと日本を好きに
なったの。

日本のニュースを見てると
もっとポジティブなニュースが
あったらいいのになとか、

世界のこういった問題を
発信していったらいいのに
なって思うこともあって。

“助けたい”とか

“伝えたい”とかそう
いう気持ちが強くなってきてる。

でも強くなりすぎると
お母さんみたいな位置に
なっちゃうから、
ほどほどにバランスを
見ないとなって(笑)」


次々と仕事が舞い込んできた
日本を離れ、1からオーディションを
受け、誰にも頼らず異国の地で
自ら道を開いた。

LAでは、芸能人も自分で
仕事を取りに行き、
何があっても会社でもなく
事務所でもなく自分の責任。

だからこそ、今では自由に
自分を表現できている
彼女の表情はとても清々しい。


まだまだ日本に足りない部分や
必要なことにたくさん気づいて
いるのだろうと、最後に、
次に日本に来たらやりたいことを
聞いてみると、それまでの
真剣なトーンから途端に
無邪気な一面が飛び出した。

「出川哲郎さんに会いたい!
もう出川さん大好き!
すごい気が合うの。
あとはやっぱり家族みんなに
思いっきりハグしたい。

それから、コロナの影響で
古くからあるお店が大変なことに
なってるって聞いてるから
ぜひサポートしたいし、
あとは日本食が一番好きだから
美味しいご飯も食べたいかな。

やりたいことはいっぱいある!」

目指すは
「愛でいっぱいな人」。

インタビュー中にも

「守りたい」

「助けたい」という
言葉が何度も出てきた。

その思いは人だけでなく、
動物や環境にまで及ぶ。

数年前から保護犬・保護猫に
関する情報を発信する
プロジェクトにも取り組んでいる。

深く落ち込んでいた時期を
乗り越えて、一皮むけたと
語るローラ。

屈託のない笑顔と明るい
キャラクターで日本のお茶の間に
元気を届けてくれていた彼女は、

今日もまた地球の裏側で
誰かの元気を守るための方法を
考えている。


(取材・文=鈴木ゆかり)



ローラ、バラエティ疎遠-1.GIF
ライフスタイルブランド「STUDIO R330」を
発足したローラ




オリコン 8/10(月) 8:40配信

最終更新:8/10(月) 22:55


https://news.yahoo.co.jp/articles/a8571de4093b6693720f375ef484d91deacb381b?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8571de4093b6693720f375ef484d91deacb381b?page=2














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