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来年3月にジャニーズ退所…TOKIO長瀬智也が唯一無二の存在である理由 [TOKIO長瀬智也が唯一無二の存在]

来年3月にジャニーズ退所…
TOKIO長瀬智也が唯一無二の
存在である理由




TOKIO長瀬智也が唯一無二.GIF
写真:現代ビジネス((C)KODANSHA)



これからは「裏方として」


TOKIOのボーカルとギターを担当する
長瀬智也(41)が、ジャニーズ事務所を
退所するのは知られているとおり。

無論、TOKIOも脱退する。


「突然の御報告、失礼致します。
この度、長瀬智也は
ジャニーズ事務所を
退所させていただく事と
なりました」

こんな言葉を長瀬が
グループのファンクラブの
サイトで発表したのは7月22日。

退所時期は来年3月末になる。

同じ日、ジャニーズ事務所は
長瀬の退所後について、
こう説明している。

「他事務所に属することなく、
裏方としてゼロから新しい
仕事の形を創り上げて
いくことになりました」


裏方――。漠然とした表現で
分かりにくい。

具体的には何を指すのか。

ジャニーズ事務所内の事情に
通じた人物に問うと、
こんな答えが返ってきた。

「主に好きな音楽の作詞作曲や
プロデュース。

才能があるので、
おそらく引く手
あまたになるはず」

確かに長瀬の音楽的才能は
高く買われている。

TOKIOの作品のうち、

『リリック』

『東京ドライブ』など
20曲以上の作詞作曲を手掛けた。

その上、後輩の関ジャニ∞にも
『ドヤ顔人生』を提供している。

長瀬の音楽へのこだわりは強く、
自宅にスタジオがあるほど。

これまで繰り返し
「本業はTOKIOという
バンドの一員」
(長瀬)と語り、
ミュージシャン
であることを強調してきた。


音楽活動の休止を余儀なくされ

それだけに、2年も
音楽活動の休止を
余儀なくされたことも
退所の一因になったのだろう。

その理由は説明するまでもなく、
ベースの山口達也(48)が
不祥事を起こし、
2018年に退所したからである。

TOKIOの継続を第一に
考える城島茂(49)、
国分太一(46)、
松岡昌宏(42)と
音楽最優先の長瀬。

両者の間に温度差が
生じてしまったようだ。

「長瀬にも自分の青春期、
青年期を過ごしたTOKIOには
愛情がある。

だからソロになったり、
新たなバンドを組んだりせず、
裏方を選んだ」
(前出・ジャニーズ事務所内の
事情に通じた人物)

一方、役者としての長瀬が
好きだというファンも数多い。

役者の才能も広く認められている。

もう演技は見られないのか。

民放幹部に尋ねてみた。

「送り出すジャニーズ事務所が
『裏方になる』と公言したのは
長瀬さんと意思統一が
できているから。

ほかの事務所にも所属しないと
言っていることについてもそう。

となると、退所後に
ドラマに出ることはない」

長瀬は一部の芸能人仲間にも
「(来年3月以降は)表に出ない」
と話しており、裏方になる
決意は固いらしい。

もっとも、ケンカ別れや
トラブルによる退所ではないので、
本人がその気になったら、
再び表方に戻り、
役者をやることは
難しくないだろう。

長瀬の人生には誰も
口を挟めないが、
多くの人が役者を
辞めないでほしいと
思っているのではないか。

余人をもって代えがたい
存在なのだから。



伝説となった『白線流し』
『白線流し』DVD-BOXより



TOKIO長瀬智也が唯一無二-1.GIF
『白線流し』DVD-BOXより((C)KODANSHA)



役者としての長瀬の存在が
ドラマファンの間で完全に
定着したのは、名作の誉れ高い
フジテレビの『白線流し』
(1996年)に違いない。

主人公の大河内渉に扮した。

難しい役柄だった。
渉は長野県の松本北高校の
定時制生徒。

母親が出奔した後、
父親も病死し、
引き取られた親戚の家で
肩身が狭い思いをしたため、
工場で働きながら高校に
っていた。

同学年の全日制生徒より
ずっと大きくて重たいものを
抱えているが、それを表には
出さない。

渉の内包した鬱屈や
悲哀を長瀬は表情や仕草、
なにより目で巧みに表現した。

存在感もひときわ光彩を
放っていた。

長瀬以外に渉役が
出来た人がいるかというと、
全く思い浮かばない。

星野源(39)らボーカリストには
名演する人が少なくない。

歌も演技も表現という点で
一緒だからだろう。

加えて、役者で一番大切と
されているのはボーカリストと
同じく、声とされている。

長瀬が渉に成りきったことにより、
視聴者は『白線流し』の
その後の物語を強く望んだ。

渉の青春がどこに行く着くのか
見届けたくなった。

酒井美紀(42)や
柏原崇(43)らが全日制の
友人たちを好演したこともあって、
このドラマは連ドラ終了後、
2005年まで5本も
スペシャル版がつくられた。

近年、こんなドラマは存在しない。


新しいタイプのヒーローだった

もう1つ、長瀬主演の名作に触れたい。

TBS『池袋ウエストゲートパーク』
(2000年)である。

長瀬が主人公の
トラブルシューター
・真島誠を見事に演じた。

誠は正義感が強く、
曲がったことが大嫌い。

けれど、元不良だから、
照れからそれを隠している。

口癖は「めんどくせぇ!」。

だが、助けを求められると、
すぐに立ち上がり、
捨て身で自分を頼る人間を守る。

相手がヤクザであろうが、
ストリートギャングだろうが、
絶対に引かない。

新しいタイプのヒーローだった。

長瀬は誰もが認める二枚目で
あるものの、現代風の
すっきり爽やか系ではなく、
ワイルド系。

声もドスが利いている。

それらが全て生かされた。

長身で腕と足も長いから、
アクションシーンが映えた。

主演が長瀬でなく、
すっきり爽やか系で
高音の声の持ち主だったら、
ヤクザやストリートギャングに
迫力負けしていただろう。

誠役も長瀬以外は
考えられなかった。

役者としての長瀬の凄さの
1つはインテリも非インテリも
演じられてしまうところ。

どんな名優もどちらもやるのは
至難だが、長瀬は違う。

フジテレビ『フラジャイル』
(2016年)では天才医師だったが、

TBS『クロコーチ』(2013年)では
粗野な悪徳刑事役。

どちらもピタッと
ハマっていた。

おまけにコミカルな演技も
得意だ。

TOKIOの長瀬としては
最後の主演ドラマになることが
予定されているのが、
来年1月から放送される
TBSの連続ドラマ。

前例にならうと、
共演者などの詳細は11月に
発表される。

脚本は長瀬主演の

『池袋ウエストゲートパーク』
(TBS、2000年)や

『タイガー&ドラゴン』
(同、2005年)

『うぬぼれ刑事』(2010年)を書いた
宮藤官九郎氏(50)が担当する。

チーフプロデューサー役も
3つのドラマと同じ
磯山晶さん(52)が務めるというから、
これは大いに期待できそうだ。

宮藤氏が希代のストーリーテラー
であることは広く知られているが、

磯山さんも才能の塊のような人。

『木更津キャッツアイ』
(2002年)や

『流星の絆』(2008年)

『恋はつづくよどこまでも』
(2020年)などヒット作や
時代の要請に応えた
ドラマを次々と手掛けている。

長瀬の前作は同じ
TBS『ごめん、愛してる』
(2017年)だから、約3年ぶりの
新作となる。

長瀬の新たな門出に
相応しいドラマになるだろう。

高堀 冬彦(ライター、エディター)



現代ビジネス 9/11(金) 8:01配信

最終更新:9/11(金) 12:21



https://news.yahoo.co.jp/articles/bb98193c4e4992e05d551a135ba9f17240072d16?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb98193c4e4992e05d551a135ba9f17240072d16?page=2












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