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錦織圭 28歳クレー巧者に敗れて全仏OP3回戦進出ならず。5セット連勝記録は9でストップ [錦織圭 28歳クレー巧者に敗れ]

錦織圭 28歳クレー巧者に敗れて
全仏OP3回戦進出ならず。
5セット連勝記録は9でストップ



錦織圭 28歳クレー巧者に敗れ.GIF
錦織も決して調子は悪くない様子だったが、
トラバグリアのパワーに押された形となった。
(C)Getty Images(THE DIGEST)





テニス四大大会の全仏オープン
(フランス/パリ)は、大会4日目の
30日に男子シングルス2回戦を実施。

世界ランク35位の錦織圭は、
同74位のステファノ・トラバグリア
(イタリア)に

4-6、

6-2、

6-7(7)

6-4、

2-6

のフルセットで敗退した。


今回が初対戦の2人。

相手のトラバグリアは現在28歳で、
昨年7月に初のトップ100入りを
果たした遅咲きの選手だ。

最もお気に入りの大会として
全仏オープンを挙げるなど、
クレーコートを得意としており、

初戦では同じくクレー巧者の
パブロ・アンドゥハル(スペイン)を
下しての勝ち上がり。

一方の錦織は、初戦で
第32シードのダニエル・エバンス
(イギリス)を、

1-6、

6-1、

7-6(3)、

1-6、

6-4

と4時間近い死闘の末に下して、
2回戦に進出した。

試合は本来、14番コートの
第3試合に予定されていたが、
他コートでのスケジュール変更により、
第2試合に繰り上げて行なわれた。

錦織のサービスで始まった第1セット。

始まったばかりでまだ制球が
定まらない錦織が、
第1ゲームで4本の凡ミスを
重ねて早速のブレークダウン。

第6ゲームでブレークを奪い返すも、
直後のサービスゲームで
粘る相手に再びリードを許し、
そのまま第1セットを落とした。

第2セットでは、錦織が第4ゲームで
ブレークを先行。

トラバグリアの強力なフォアハンドに対し、
さらに鋭いショットで応じる錦織が、
ラリーの主導権を握る場面が増え始める。

第8ゲームでもブレークを奪い
セットオールとした。
 
第3セットは、立ち上がりの
サービスゲームをブレークされるも、
第8ゲームで迎えたチャンスで、
バックハンドのリターンエースを
叩き込みブレークバック。

そのままタイブレークに突入した。

互いにミニブレークを奪い合う展開で、
カウントは7-8と相手のセットポイントに。

すると次のポイントでは、
ラリー中にネットインした相手ボールに、
タイミングをズラされた錦織が
これを打ち損じ、不運な形で
セットを落としてしまう。

後がない錦織だったが、
第4セット第5ゲームで
ブレークに成功。

直後のゲーム間で
メディカルタイムアウトを要求し、
右肩にマッサージを受けるシーンも
あったが、第7ゲームでも
ブレークを奪う。

続くサービング・フォー・ザ・セットは
落としてしまうが、
第10ゲームをしっかりキープして
セットカウント2-2となった。

そして迎えた最終セット。

これまで5セットマッチ9連勝中の錦織は、
今回も勝負強さを見せつけたいところ
だったが、相手の強烈なストロークの
前に2ブレークダウン。

第7ゲームで1本ブレークを返すも、
続く自身のサービスゲームを
取り切れず、3時間53分の
死闘の末に敗れた。

悔しい敗戦となった錦織だが、
まだ1年ぶりにツアー復帰した
ばかりという状況を考えれば、

今大会での戦いぶりは十分に
評価できるだろう。

この試合でも、特にストロークの
精度が増しており、得意とする
バックハンドのダウン・ザ・ラインも
要所で決まっていた。

もちろん100%ではないだろうが、
あくまで好調な相手に根負けした
印象だ。

錦織はこの後、ATP500の
サンクトペテルブルク・オープン
(ロシア/サンクトペテルブルク)
への出場を予定している。

構成●スマッシュ編集部


THE DIGEST 10/1(木) 2:19配信

最終更新:10/1(木) 2:47

https://news.yahoo.co.jp/articles/11c602f3e59af8f63ce9fb1b02eee673967eafb4













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