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西野七瀬、躍進の秘けつはネガティブ×ポジティブ「20代のうちに苦労しておきたい」映画『鳩の撃退法』 [西野七瀬、躍進の秘けつ]

西野七瀬、躍進の秘けつは
ネガティブ×ポジティブ
「20代のうちに苦労しておきたい」
映画『鳩の撃退法』


西野七瀬、躍進の秘けつ-5.GIF
西野七瀬 (C)ORICON NewS inc.(オリコン)


「仕事をする上で不安がないと、
逆に不安になるから、
常に不安要素を探している」。

女優の西野七瀬(27)が
映画『鳩の撃退法』
(8月27日公開)について
ORICON NEWSが行った
インタビューの中でも
語っていた言葉だ。


「新たに参加する作品の台本を
いただくと、まず自分に務まるかな?と
思ってしまう。

現場に入ってからもずっと不安。

それが嫌じゃないというか、
不安がないと逆に怖くて。
安心したくない。

安心してしまったらその先に
何もない感じがするんです。

大丈夫かな? 大丈夫かな? 
大丈夫だった!という感覚を
味わいたくて、不安要素を
探しているのかな?と
思うこともあります。

いろいろなことに悩みつつ、
監督やスタッフさん、
共演者の皆さんに支えて
いただきながら、ひとつひとつ
『OK』をもらって、不安を終えていく
過程が好きなのかな、って思います」

話を聞いていると、
ネガティブとポジティブの
ハイブリッド(!?)な
一面が見えてくる。さらに――。


「20代のうちにいろいろ経験して、
苦労しておきたいな、と思うんです。
どうしてそう思うようになったのか、
きっかけと呼べるようなものは
ないんですが、楽な方に
流されないようにしよう、
失敗するなら20代の今のうちだ、
と思っているんです」

「若い時の苦労は買ってでもせよ」
ということわざがあるくらいだから、
西野の心がけは正しいのかもしれない。

人気アイドルグループ・乃木坂46で
エースとして活躍ののち、
2018年にグループを卒業。

女優へと転身し、
ドラマ・映画・CMなど、
各方面で引っ張りだこ。

人生初のヘアブリーチをして、
スナックのママという今まで
経験したことがない役どころに
挑んだ『孤狼の血LEVEL2』に
続いて、藤原竜也主演の
映画『鳩の撃退法』では、
パーマヘアのコーヒーショップの
店員役で出演。

冬には考察ブームを
巻き起こしたドラマの
劇場版の公開も控える。

「途切れることなくさまざまな
作品に参加できるなんて、
すごくうれしいです。

グループを卒業する時は、
女優としてやっていけるのか、
お仕事はいただけるのか、
そういう不安でいっぱいだったので、
今、違うことで悩めていることが
幸せです」


■「日々、上書きされていく感覚」で成長

映画『鳩の撃退法』は、2020年2月頃、
富山で撮影し、感染症が流行する
前に撮り終えることができた。

それから1年半、
次から次へとさまざまな
作品の現場に入り、
その都度、不安を乗り越えて、
「日々、上書きされていく感覚」
があるそう。

「映画は撮影した後、
少し時間が経ってから
公開されるので、
自分で観ると恥ずかしいです。

当時の自分が最善を尽くした
結果なのだから認めないと
いけないのですが、
今だったらこうするな、
もうちょっとこうできたな、
と反省ばかりで。

この1年半でいろいろ
学ばせていただいたんだなと
いう実感はありますね」

原作は、
「月の満ち欠け」で
第157回直木賞を受賞した
作家・佐藤正午による
同名小説。

ある天才作家の書き途中で
ある新作小説が、小説と現実、
そして過去と現在を目まぐるしく
交差していく予測不能の話題作だ。

主人公・津田伸一(藤原)は、
かつては直木賞も受賞した
天才作家。東京・高円寺の
とあるバーで、担当編集者の
鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、
書き途中の新作小説を
読ませていた。

富山の小さな街で経験した
“ある出来事”を元に
書かれた津田の新作に
心を躍らせる鳥飼だったが、
話を聞けば聞くほど、
どうにも小説の中だけの
話とは思えない。

神隠しにあったとされる家族、
津田の元に舞い込んだ
大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、
津田の命を狙う裏社会のドン、
そして多くの人の運命を
狂わせたあの雪の一夜の邂逅。

彼の話はうそ? 本当? 
鳥飼は津田の話を頼りに
小説が本当にフィクションなのか、
「検証」を始めるが、
そこには「驚愕の真実」が
待ち受けていた。

西野が演じたのは、
津田行きつけの
コーヒーショップの店員・沼本。

正しくは「ぬもと」だが、
津田からは「ぬまもと」と
呼ばれている。

「沼本は、下の名前もないですし、
詳細な設定がなかった役。
出番やせりふも限られる役と
いうのは、違う難しさが
ありました」

本作は、小説と現実、
そして過去と現在が
交錯しながら進む物語。

試写会での反応は、
「謎が多すぎて一度観ただけじゃ
追いつかない! 
もう1回観たくなる!」

「あのラストシーンは
どういうこと!?」と、
翻ろうされる観客が
続出している。

「最初に台本を読んだ時、
私も『どういうこと?』と
戸惑いました。

完成した映画を観てはじめて、
そういうことだったのか、
と知ることも多かったので、
もう1回観たくなる、
という気持ちがよくわかります。

そういうことだったのか、
というのを知った上で、
2回目に津田と秀吉(風間俊介)が
出会うシーンを観ると、
違った印象を受けるかもしれません。

私は、この映画の終わり方が
好きなんです。

すっきり、
とは言い切れないかもし
れないけど、ラストの20分、
どんどんテンション
上がっていきました」


西野七瀬、躍進の秘けつ-1.GIF
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会  (C)佐藤正午/小学館

西野七瀬、躍進の秘けつ-2.GIF
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会  (C)佐藤正午/小学館


西野七瀬、躍進の秘けつ-3.GIF
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会  (C)佐藤正午/小学館


西野七瀬、躍進の秘けつ-4.GIF
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会  (C)佐藤正午/小学館



ヘアメイク:猪股真衣子(TRON)/
スタイリスト:鬼束香奈子



オリコン 8/25(水) 8:30配信

最終更新:8/25(水) 12:10


https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e3dbf9f5055155f2c84ea1ff07c6758c55a821?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e3dbf9f5055155f2c84ea1ff07c6758c55a821?page=2

映画『鳩の撃退法』【予告編】8月27日(金)全国公開



















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