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木村拓哉と長澤まさみの最強バディが明かした、「破って良かったマイルール」とは [木村拓哉と長澤まさみの最強バディ]

木村拓哉と長澤まさみの
最強バディが明かした、
「破って良かったマイルール」とは


木村拓哉と長澤まさみの最強バディ.GIF
『マスカレード・ナイト』で共演した
木村拓哉と長澤まさみ([c]2021東野圭吾/
集英社・映画「マスカレード・ナイト」
製作委員会)


木村拓哉と長澤まさみが、
東野圭吾原作「マスカレード」
シリーズの映画化第2弾
『マスカレード・ナイト』
(公開中)で再共演。

東野が木村にあてがきして
書いたという破天荒な刑事、
新田浩介と、長澤演じる
生真面目なホテルマン、
山岸尚美という異業種バディが、
今回も難事件に挑む。

木村と長澤を直撃し、
本作の撮影秘話をはじめ、
ホテルというアウェイで、
ホテルマンのルールに
苦戦する新田にちなみ
「破って良かった」と
思えるルールについても
話を聞いた。



舞台は前作と同じく
「ホテル・コルテシア東京」で、
大晦日のカウントダウン
仮装パーティ
「マスカレード・ナイト」に
現れるはずの殺人犯を捕まえようと、
新田はホテルマンを装い再び
潜入捜査を行う。

山岸はフロントクラークから
コンシェルジュに昇格し、
客からの無理難題にも応えていた。

そんななか、次から次へと
現れるパーティ招待客を
怪しんでいく新田は、
“お客様最優先”の山岸と
ぶつかりあいながらも、
犯人を突き止めようとする。


撮影中から現在に至るまで
コロナ禍だが、9月7日には
感染対策を万全にしたうえで、
都内にて完成披露試写会が
開催され、感無量だったと
いう木村。


「会場から観客の皆さんを
見わたした時、
『ここは座らないでください』
という張り紙などが目に
入りましたし、声を出しては
いけないというルールの
多いコミュニケーションには
なりましたが、お客さんが
拍手をしてくださった時、
本当にうれしかったです。

お客様の存在は“光”だなと
思いました」。

長澤も
「舞台をやっていた時も思いましたが、
観客の方々と一緒に安全な環境を
作るということで、皆さんも
しゃべらない、声を上げないと
いうことを守って、その場を
作る一員になってくださる。

その方たちがいてくれてこそ、
できあがる空間になるんだなと
思いました。

だから舞台挨拶が成功したことは、
それぞれの頑張りがあったからであり、
そういう意味では皆さんと
気持ちが通じあえた気がしました」
と観客に感謝した。


■「まさみちゃんは、僕から
オーダーしなくても、常に食べたいと
思ったものを出してくれます」
(木村)

その舞台挨拶ではお互いに
「最高です」と称え合っていた2人。

改めて木村は心強いバディである
長澤について
「まさみちゃんに関しては、
2人でセッションをすると、
こうなったらいいなと思うことを
すべて出してくださるので、
こちらが工夫をしなくていいんです。

僕からオーダーする必要がなくて、
常に食べたいと思ったものを
出してくれます」と
賛辞を送る。

長澤も、木村には全幅の信頼を寄せる。

「集中力と緊張感が違います。
本作では『事件を起こす』という
密告が入るから、終始、緊迫した
雰囲気が漂っていなければ
いけないのですが、木村さんが
そういう空気感を率先して
作ってくださいます。

だから顔見知りの人たちとの
やりやすい環境でも、
決して馴れ合いの現場にはならないし、
木村さんは常に私たちの
演じやすい環境を作ってくれます」。

新田と山岸は、互いに有能な刑事と
ホテルマンであるからこそ、
自身の職務をまっとうしようとして
衝突することも多いが、

捜査においては良きバディとなっていく。

長澤は2人の関係性について
「ライバルって実は最高の
パートナーである気がしているのですが、
2人においてもそういう面があるのでは
ないかと」と
捉えている。

「新田さんと山岸さんはお互いに
譲れないものがあるので、
そういった部分ではお互いに
ライバルだけど、今回の物語上では、
認めあっていきます。

そんな関係性は理想的ですよね。
私も2人のように、自分の仕事に
対して誠実に向きあえるのが
一番いいなと思います」。

木村は
「ホテルマンでも刑事でも、
それぞれが自分の芯や軸、
プライドは常備していないと
いけないけど、そのうえで
やり合う覚悟は自分たちにも
必要なことだなと。

まさみちゃんが言ったように、
2人はすごくすてきな関係性だとは
思いますが、個人的にはもう
少しくっつきたいんじゃないかと。
自分に置き換えて考えると、
そういう気持ちになります」
と苦笑い。

観客目線からしても、
2人の発展を期待したくもなるが、

長澤は
「あの2人だから、
恋愛はないんじゃないですか?」
と笑顔でツッコむ。

それを受けて木村も
「次に映画化するとしたら、
いま残っている原作は
(『マスカレード・ホテル』の
前日譚を描く)
『マスカレード・イブ』で、
その後を描くものではないですし。

僕自身も、きっと恋愛には
いかないんじゃないかと
思います」と
同じ考えのようだ。


■「私はこの仕事をしていなかったら、
もっとコミュニケーションが
下手くそだったと思います」
(長澤)


お互いに違う価値観を持ちながらも
認めあっていく新田と山岸だが、

仮に木村たちが、自分とは
相容れない価値観を持つ人と
仕事をしていく場合は、
どんなふうにコミュニケーションを
とっていくのだろう。

長澤は
「昔の自分だったらたぶん
歩み寄るというか、
相手の様子をうかがっていたと
思いますが、いまはそういう
遠慮はしたくないというか、
必要がない気もしています」
と言う。


「私も山岸さんみたいに、
自分の美学にポリシーを
もって生きられたらいいなあと
思っていますし、そうすることが
大事な気がします。

遠慮していろんなことを
言わないほうが、負を招く気がするし、
思う方向に進めず、自分が
苦しくなりそうなので。

だから相手にもちゃんと
思ったことを言葉にして
伝えたほうがいいと
思っています」。

木村も同意し
「そういう(自分と価値観の違う)方
とそのタイミングでご一緒すると
いうのも縁なのかなと」と
受け止めている。

「自分は自分のルールで
やらせてもらっているけど、
それは相手から見れば
『あいつ、なにをやってるんだろう』
と思われているかもしれない。

いつも自分が正しいわけじゃないから、
相手を否定するのは違うと思いますし。

まさみちゃんが言った通り、
自分のことを信じてやっていけばいいなと。

また、僕たちは結局、作品における
ピースの1つであり、それらをどう
組み合わせて、どう編集していくのかを
決めるのは監督です。

だからまずは、
監督を信じるってことが
必要だなと思っています」。

木村が
「本当にいろんな人がいるから」
と言うと、

長澤も
「そうですね。私はこの仕事を
してなかったら、もっと
コミュニケーションが
下手くそだったと思います」
とうなずく。

数多くの作品で座長を務め、
様々な現場でもまれてきた
木村たちが発する言葉には
とても説得力がある。

木村はさらに
「いろんな方と出会い、
いろんな経験をしてきたので、
きっと知らないうちに
影響されているところもあると
思います。

ただ、今回のコロナもそうですが、
みんなが一斉にある状況に
追いやられると、
『こういうことっていいよね』とか
『こういうことは嫌じゃない?』と、
いままでなら言葉や文章に
しなかったことを話し合うように
なった気がします」
とも語ってくれた。


■「もうマイクは絶対に持たないと
決めていましたが、持ちました」
(木村)

互いにその道のプロフェッショナル
である新田と山岸だが、ただ単に
紋切り型にルールを守ろうとする
わけではなく、時には一番大切なことを
見極め、ルールから逸脱する場合もある。

そこで2人にも、これまでに
「破って良かった」と
思えたルールについて聞いてみた。

長澤は、
台湾ロケに行った際の
エピソードを話してくれた。

「ワンタン麺が食べたくて、
おすすめのお店に連れて
行ってもらったのですが、
確かにそこのワンタン麺は、

これまでに食べたなかで
一番おいしくて。

それで、別の日にまた
『あのワンタン麺が食べたいです』と
スタッフさんにお願いしたら、
連れて行ってくれたお店が、
別のお店だったんです。

自分の感覚だと、
“あの”ワンタン麺が食べたいと
思ったら、必ずそこに行くという
考えになりがちですが、
その場に居た方たち的には
“ワンタン麺”という概念で、
目からウロコでした」。

長澤は
「些細なことなんですけど、
なんだかそれをきっかけに、
細かいことは気にしないように
なりました。

自分が育ってきた環境で
教わってきたルールは、
自分のルールでしかないし、
人それぞれだなと。

それ以降、どこへ行っても、
なるべくフラットに物事を
捉えられるようになり、
ちょっとしたことで
イライラもしなくなったので、
すごくいい経験でした」
と述懐。

続いて木村は
「成人を迎え、20代前半くらいまで、
カッコ悪いから絶対にやらないと
決めていたのが麻雀とゴルフでした。

でも、ある人から
『これやったら、お前に
絶対負けへんわ』と言われ、

やってみることにしたんです。

そしたら、ああ、こんな時間が
過ごせるんだ、こんな人たちと
コミュニケーションが取れるんだと
思い、いまに至っています。

まあ、誘ってくれたのが
どなたかは、きっとわかると
思いますが」とおちゃめに笑う。

さらに木村は、もう一つ自らが
決めたルールを破った経験を
明かしてくれた。

それは、木村が心のなかで決めた
「もうマイクは絶対に持たない」
というルールだった。

「その後
『なぜやらないの?』

『待ってるんだけど』

といったことを言われまして。

友人はもちろん、
僕がやらせていただいてる
中国のWeiboなど海外の方からも
そういう声をいただいたんです。

それで、本当に自分としては
もうマイクを持つことはないと
思っていたのに、いざ持ってみたら、

ああ…となって。

やっぱりすごいことなんだなと
感じました」と
言葉をかみしめた。

長年にわたり押しも押されもせぬ
トップランナーとして、
ひた走ってきた木村と長澤。

人気や実力だけではなく、
しなやかさや強さも身につけ、
まさに“最強”と言えるだろう。

そんな2人だからこそなしえた
最強バディが活躍する
『マスカレード・ナイト』を、
ぜひスクリーンで堪能して
いただきたい。

取材・文/山崎伸子


木村拓哉と長澤まさみの最強バディ-1.GIF


木村拓哉と長澤まさみの最強バディ-2.GIF



木村拓哉と長澤まさみの最強バディ-3.GIF



木村拓哉と長澤まさみの最強バディ-3.GIF



木村拓哉と長澤まさみの最強バディ-4.GIF




MOVIE WALKER PRESS 9/23(木) 14:15配信

最終更新:9/23(木) 14:15

https://news.yahoo.co.jp/articles/caae7eeaf6e76a101a19176f626fa58d5fdac1d6














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