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波瑠「敵をつくるタイプなんです」 悩んだ過去も「それでいいんだ」と思えた今 [波瑠「敵をつくるタイプなんです」]

波瑠「敵をつくるタイプなんです」
悩んだ過去も「それでいいんだ」と
思えた今






波瑠「敵をつくるタイプなんです」.GIF






連続テレビ小説『あさが来た』(2015)
以降も、
ドラマ『あなたのことはそれほど』

『G線上のあなたと私』、

映画『オズランド 笑顔の
魔法おしえます。』など、
順調にキャリアを積み重ねている
女優・波瑠。

そんな彼女の最新主演映画が
『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』だ。


自らを「結構敵をつくるタイプ」だ
と言い、
「もっとうまく振る舞えるん
じゃないか」と
悩むこともあったという波瑠。

しかし本作を通じ、
「これでいいんだ」と
思えたと語った。



■「できない」から「やってみたい」と
心が動いた監督からの言葉

ドラマ『家政婦のミタ』

『過保護のカホコ』

『同期のサクラ』など、
話題作を放ち続ける
脚本家の遊川和彦が、

映画『恋妻家宮本』以来2度目
となる監督を兼ねた本作。

高校時代に出会った弥生(波瑠)と
太郎(成田)の30年を超える
年月を、3月の出来事だけで
紡いでいくラブストーリーである。

「最初はできないと思いました」と
いう波瑠。

高校生から50代までを演じきった
ことに注目がいきがちだが、
「“何歳から何歳までを演じる役”と
いった捉え方はしていません。

あくまでも"その人を演じる"ので」と
語る通り、躊躇(ちゅうちょ)したのは
別の理由だった。

「弥生の人生には大きな浮き沈みが
あるんです。
そこには親友を病気で失ったり、
震災といった出来事も含まれます。

中途半端にはできないと思いました」
と述懐。

当時、作品が続いていたこともあり、
オファーを受けるかどうか迷っていた。

断るつもりで直接遊川監督に
会いに行ったところ、監督から
返ってきたのは、
「弥生は、波瑠という女優に
やってもらわなければ意味がない」
という力強い言葉だった。

その情熱に、
「やってみたい」と
心が動いた。


■とにかく映画を観て踏ん張った、
下積み時代



波瑠「敵をつくるタイプなんです」-1.GIF
映画『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』で
主演を務める波瑠




2004年に芸能界入りし、
キャリアは15年を超える波瑠。

ドラマ、映画に引っ張りだこだが、
今に至るまでには下積み時代も
経験した。

「仕事がなかった時期は
とにかく映画を観ていました。

今思えば、ワークショップを
受けてみるとか、ほかにも
勉強法はあったと思うのですが、
当時はとにかく映画を観ると
いう方法しか浮かばなくて」と
振り返る。

何か資格をとよぎったことも
あるが、その選択はしなかった。

「自分の知識を増やせるって
とても楽しいことだし、
資格を取れば、実際に身に
付くことがある。

今でもそうした勉強をしたいな
とは思います」と
前置きしつつ、

「でも、当時は、それが逃げ道に
なってしまうんじゃないかと
思ったんです」と
胸の内を明かす。

そして
「お仕事がない時期はありましたが、
上手くいかないときにも、
一途(いちず)に踏ん張れる人が
上にいけると思ったんですよね」
と吐露。

そこで踏ん張ったからこそ、
今の彼女がある。



■いろんなことを
「適当にするのは好きじゃない」

本作では、時に敵をつくりながらも、
強い信念を持ち続ける弥生を演じたが、
波瑠自身も、周りに流されず、
自分の足でしっかりと歩む
芯の強さを持つ。


「いろんなことを適当にするのは
好きじゃない」と
話す波瑠。

「例えば、インタビュー取材などの
ときに
『こういった場面がありましたけど、
こう思いましたよね?』と
聞かれたとして、
ちょっとでも違うなと
感じることが含まれていると、
『そうですね』と言えないんです」。

デビュー当時は
「『お芝居をやりたいです!』と
強い思いを持って仕事を始めた
わけではなく、特に信念が
あったわけでもなかった」。

だが、つらい時期を乗り越えながら、
女優業を続けて行くなかで、
仕事への思いを強くしていった。

そして気付くと「適当」に
できない自分になっていたという。



■“自分が守りたいもの”を守りたい




波瑠「敵をつくるタイプなんです」-2.GIF
映画『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』で
主演を務める波瑠



「私、結構敵をつくるタイプなんです。

自分のなかの許せない軸に触れて
しまったら、『それは違う』と
感じて言ってしまう。

ただ、それによってたとえば
友達を減らしてしまったり、
合わない人が出来てしまうと、

『もっと上手く振る舞えるん
じゃないか』と
思うこともあるんですよね」と
素直な思いを口にする。


一度は断った本作。

だが、結果的に自らにも影響を
与えた作品となった。

「弥生を通じて、
信念を掲げることは、
敵をつくることでもあると
改めて感じました。

でも同時に、
『それでいいんだ』と
思えたんです。

私も、『めんどくさいな』と
言われても、それが今の
ここにつながっているのかも
しれない。

自分が守りたいものを
守れるのなら、
それでいいのかなって」と
柔らかな笑みを見せた波瑠。

“守りたいもの”があるのは
強さだ。

波瑠が自然と放つ品やオーラには、
彼女の姿勢がにじみ出ている。

だからこそ、私たちは波瑠を
支持したくなる。

(取材・文:望月ふみ 
写真:曽我美芽)

映画
『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』は
3月20日より全国公開。



波瑠「敵をつくるタイプなんです」-3.GIF
映画『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』場面写真
(C)2020「弥生、三月」製作委員会




クランクイン!



最終更新:3/15(日) 7:30

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-00074717-crankinn-movi



映画『弥生、三月 ‐君を愛した30年‐』で主演を務める波瑠  クランクイン!




映画『弥生、三月 -君を愛した30年-』
予告【3月20日(金・祝)公開】


















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