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「うっせぇわ」大ヒットのAdo、大反響に戸惑いも? 社会への怒りぶつける歌詞に共感「学校のルールに苦しみ悩んだ」 [「うっせぇわ」大ヒットのAdo]

「うっせぇわ」大ヒットのAdo、
大反響に戸惑いも?
社会への怒りぶつける歌詞に共感
「学校のルールに苦しみ悩んだ」




「うっせぇわ」大ヒットのAdo.GIF
大反響を巻き起こしている「うっせぇわ」
ジャケット写真(オリコン)



YouTube動画を起点に、
若者を中心に大きな広がりを
見せた「うっせぇわ」。

動画再生数はもちろん、
デジタルシングルや
ストリーミングの記録も伸ばし、

幅広い世代を巻き込んだ
大ヒットとなっている。

その刺激的な歌詞から、
ときには大人たちの間で
物議をかもすほどに
なったことを思うと、

もはや社会現象とも言えるだろう。

同曲を歌うのは、現役高校生のAdo。

彼女は、ここまでの反響を
どう受け止めているのか。
率直な本音を聞いた。


■大きすぎる反響にヘンな汗、
メディア露出は「客観視できない」

2021年前半の音楽シーンの
最大のニュースは、
やはりAdoのブレイクだろう。

メジャーデビュー曲「うっせぇわ」が
「オリコン週間デジタルシングル
(単曲)ランキング」、

「オリコン週間ストリーミングランキング」の
2部門で1位を獲得(2/8付)。

デジタルで3週連続1位、
ストリーミングで再生数が
4週連続1000万回を超えるなど、

一気に知名度を高めた。

YouTubeで公開された
新曲「ギラギラ」も、
12日で1,000万再生を突破。

豊かなボーカル表現にも注目を
集めている。

小学生の頃からボーカロイド系、
歌い手の音楽に夢中になり、
中学生のときから自ら歌ってみた
動画を公開していたというAdo。

この春、
高校を卒業する彼女の、
シンガーとしてのキャリア、
ブレイク後の心境、
今後のビジョンとは?

――「うっせぇわ」が動画再生数は
もちろん、ランキングを席巻するなど、
大ヒットを記録しています。
今の状況をどう捉えていますか?

【Ado】とんでもないことになったと
思っています。YouTubeの再生回数も
どんどん伸びて、完全に想定外と
言いますか、
「こんなに大きい存在になって
いいのかな」と思ったり…
ちょっとヘンな汗をかいています(笑)。

いろんな方が「うっせぇわ」の
歌ってみた動画を投稿してくれて
いるのも嬉しいですね。

私が知っている芸能人の方、
クリエイターやインフルエンサーの
方がカバーしてくれているのを見ると、
「え、なんで!?」ってスマホを
投げちゃったり(笑)。


――テレビやラジオのインタビューを
受けることも増えていますね。

【Ado】メディアに出ている自分を
客観視できないですね。

小学生の頃、
「歌い手になって、
取材とか来たらどうしよう」って
妄想していたんですけど(笑)、
夢が叶って、不思議な気持ちです。

生活面では特に変化はないですね。

たまに友人が
「すごいことになってるね」と
LINEしてくるくらいで、
これまで通り接してくれています。


■子どもも口ずさみやすい「うっせぇわ」、
学校のルールで苦しんだAdo自身も共感



「うっせぇわ」大ヒットのAdo-1.GIF
Adoアーティスト写真(オリコン)



――「うっせぇわ」は幅広い年齢入れて
層のリスナーに受け入れています。
その理由はどこにあると思いますか?

【Ado】そうですね…。
かなり強くて攻撃的で、
“心の叫び”みたいな激しい曲だと
思っていて。

サビの“うっせぇうっせぇうっせぇわ”と
繰り返すところが耳に残るし、
小さい子も口ずさみやすいのかも。


――「うぇせぇわ」って言いたい!と
いう気持ちは誰しもあるでしょうし…。

【Ado】そうかもしれないですね(笑)。
もともと、作詞・作曲をしてくださった
syudouさんの曲が大好きだったので、
書き下ろしてもらえたことがすごく
嬉しくて。

こういう激しくて強い曲を作れる方は、
なかなかいらっしゃらないと
思うんですよね。

WOOMAさんが描いてくださった
MVの女の子のイラストも、
すごく好きです。


――曲の主人公は社会のルールに
対する鬱憤をぶちまけていますが、
Adoさん自身も共感できる部分がある?

【Ado】怒りには共感できるところが
ありました。

社会人のルールやマナーはまだ
経験してないので、
「きっとこういう感じなんだろうな」と
想像しながら歌って。

学校の中にもルールはあるし、
私も苦しんだり悩んだりしていたので、
そういった部分では共感できますね。


――感情を剥き出しにするような
ボーカルも強烈。この歌い方は、
どのように作り上げたんですか?

【Ado】自分でもよくわからないんですよ。
自由気ままというか、好きなように
歌っていたらこうなっていたので。

ただ、今は誰でもインターネットに
(“歌ってみた”動画を)投稿できるので、
埋もれないようにしたくて。

だったら自分の個性を出したほうがいいし、
「やるしかない!」という気持ちでしたね。


■ルーツはボカロや歌い手、メジャーになっても
「自宅のクローゼット録音は続けたい」


――Adoさんの音楽的なルーツもはやり、
ボーカロイドや歌い手?

【Ado】もちろんです。

小学校に入った頃に父親のパソコンで
聴き始めたんですが、最初は特定の
ボカロPというよりも、初音ミク、
鏡音リン、鏡音レンなどの
ボーカロイドそのものに興味があって。

歌い手さんの存在を知ったのは、
小学校高学年ですね。

そらるさん、まふまふさん、
りぶさんをはじめ、たくさんの
歌い手さんたちが私の憧れの
存在でした。


――クラスメイトもネット発の
音楽を聴いていたんですか?

【Ado】あまりいなかったですね。

小学校のときは(ニンテンドー)
3DSニコニコ動画やYouTubeを
見ていたんですけど、
ボカロや歌い手が好きな友だちは
いなくて。となりのクラスに
歌い手のクリアファイルを持っている
子を見つけて、
「なんで持ってるの? 好きなの?」って
駆け寄ったこともありました(笑)。


――ちなみにAdoさん、リアルな
アイドルに興味を持ったことはなかった?

【Ado】そっちには全然いかなかったです(笑)。
リアルな存在に惹かれたのは歌い手さん
だけだったし、「私もやってみたい」と
思っていました。


――投稿の方法も自分で調べた?

【Ado】そうですね。聞ける人、
頼れる人もいなかったので。
やってみたいという友人もわずかに
いたのですが、本気でやろうとして
いたのは私だけで。

「私も歌い手になりたい!」と
いう一心でやっていました。


――ふだん作業しているクローゼットの
写真、テレビで見ました。

【Ado】吸音材などをべたべた貼ったりして、
一生懸命やっていました。

効果があったかわからないですけど(笑)、
気持ちの問題ですね。


――投稿を続けるなかで、
「自分の歌が拡散されてる」と
実感できた曲は?

【Ado】「金木犀」「シカバネーゼ」
「邪魔」などもたくさんの方に
聴いていただいたんですが、

最初に「これは聴かれているかも」と
思ったのは、和田たけあきさんの
「キライ・キライ・ジガヒダイ」を
歌わせてもらったときですね。

Twitterの“いいね”も多かったし、
いつもと反響が違うなって。

いま聴いてみると、本当に自由気ままで
クセが強いんだけど、自分らしく
歌えているなと思います。


――メジャーデビュー以降も投稿を
続けてますよね。

【Ado】はい。「うっせぇわ」
「レディメイド」以降も、
「ブラックロックシューター」
「君の体温」などをカバーさせてもらって。

どちらも自宅のクローゼットで録ったんですが、
今後も続けていきたいですね。


■「歌い手になって目立つ」という夢を超えて、
「自分の歌を聴いてくれる人の支えになりたい」


「うっせぇわ」大ヒットのAdo-2.GIF
新曲「ギラギラ」ジャケット写真(オリコン)



――新曲「ギラギラ」についても聞かせてください。
「うっせぇわ」とはかなりテイストが違いますが、
最初に聴いたときはどう感じましたか?

【Ado】(作詞・作曲を手がけた)
“てにをは”さんワールドだ!と思いました。

サビの“ギラギラ”というフレーズが
印象的だなと。

“孤独のラブソング”がテーマなんですけど、
“ギラついていこう”みたいにちょっと
前向きになれるところもありますね。


――当然、歌い方も「うっせぇわ」とは
雰囲気が違っていて。

【Ado】そうですね。「このフレーズは強く、
こっちは弱めに歌おう」みたいなことを
考えながら、理想の歌い方に近づけている
感じです。

以前からいろいろなテイストの曲を
歌わせてもらっているんですが、
すごく楽しい。

ボカロPの方が作った曲は、
もともとボーカロイドが
歌っているわけで、
自分が歌うことで違った表現に
なるのがおもしろいです。


――今後やってみたいことは?

【Ado】今は難しいかもしれないですけど、
ライブをやりたいです

――期待してます! Adoという名前は、
狂言における“シテ(主役)”と
“アド(相手役)”が由来だとか。
自分が主役ではなく、
リスナーのために歌いたいという
気持ちが込められているそうですね。

【Ado】最初は
「“アド”って響き、カッコいい!」
だったんですよ(笑)。

でも、あとから意味が付いてきたと
言いますか。

小学校の頃は
「歌い手になって目立ちたい」
と思っていたし、今もその気持ちは
あるんですけど、
「自分の歌を聴いてくれる人の
支えになりたい」という思いは
どんどん強くなっていますね。

(文:森朋之)



オリコン 3/7(日) 8:40配信

最終更新:3/7(日) 15:10



https://news.yahoo.co.jp/articles/b18d2adf68dfb3c305a6239909f4cea1771ee5fa?page=1
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b18d2adf68dfb3c305a6239909f4cea1771ee5fa?page=3




【Ado】うっせぇわ



















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