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錦織圭「運が良かったとしか言いようがない」2年ぶり16強、相手が棄権 [錦織圭「運が良かったとしか言いようがない」]

錦織圭「運が良かったとしか言いようがない」
2年ぶり16強、相手が棄権



サーブを放つ錦織.GIF
サーブを放つ錦織(AP)(Nikkan Sports News.)


<テニス:全仏オープン>◇4日◇男女シングルス3回戦ほか

世界49位の錦織圭(31=日清食品)が、
19年以来2年ぶりの4回戦進出だ。

予選勝者で同150位の
アンリ・ラークソネン(スイス)が
左太ももを痛め、第2セットの
1ゲーム目で棄権した。

錦織は
「自分の方としては」と
心苦しさを前置きしながら、
「運が良かったとしか
言いようがない」と話した。

次戦は同6位のズベレフ
(ドイツ)と対戦する。


突然のことだった。

第1セットの錦織から1-2。

錦織がサーブで30ー0から放ったサーブを、
ラークソネンがフォアサイドに
追いかけたとき、足を引きずった。

そして、急に動けなくなった。

2オールでトレーナーを呼び、
左太ももにテーピングを施した。

しかし、再開後も、左右にほとんど
動けない。

それでも試合を続行し、
開き直った強打と
ドロップショットで錦織を脅かした。

第11ゲームで、錦織が相手の
サービスゲームを破り6-5と
リードしたところで、雨で約45分中断。

休憩を挟めたが、相手の動きは戻らず、
錦織が第1セットを先取。

第2セットの第1ゲームで
4ポイントを消化したところで
相手が棄権を申し出た。

錦織は、1、2回戦ともに4時間を戦い、
「とにかく休みが必要だった。
相手がけがしてなかったら、
こちらがけがしていたかもしれない」。

だから
「今日、4セット、5セットは
無理だろうなと思っていた」ので、
先手必勝でたたみかけるつもりだった。

次戦は、前哨戦のマドリード、ローマと
2大会連続で敗れているズベレフが相手だ。

「プレッシャーがない分、
自分の方が思い切ってプレーはできる」。

19年以来の8強入りを目指し、
金星に挑む。

【吉松忠弘】



日刊スポーツ 6/4(金) 22:17配信

最終更新:6/5(土) 0:48


https://news.yahoo.co.jp/articles/a696a41f853547ab82a994d1a2087105768c3331

サーブを放つ錦織


















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