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星野源、ジェーン・スーのラジオから生まれた書籍『悔しみノート』の魅力を熱弁「川勝正幸さんを思い出した」 [星野源、書籍『悔しみノート』の魅力を熱弁]

星野源、ジェーン・スーのラジオから
生まれた書籍『悔しみノート』の
魅力を熱弁「川勝正幸さんを思い出した」




星野源、ジェーン・スーのラジオ.GIF
星野源 photo:田中達晃/Pash
(C)oricon ME inc.(オリコン)




シンガー・ソングライターで俳優の
星野源が、15日深夜放送の
ニッポン放送
『星野源のオールナイトニッポン(ANN)』
毎週火曜 深1:00)に生出演。

先月31日放送のTBSラジオ『ACTION』
(月~金 後3:30)で、宮藤官九郎が
『ジェーン・スー 生活は踊る』
(月~金 前11:00)でのやり取りが
きっかけとなって生まれ、
今月2日に出版された書籍
『悔しみノート』(祥伝社)に
ついて語っていたことを受け、
自身の思いを語った。


ある時、番組に24歳ラジオネーム
「梨うまい」さんから
「私は何をどうしたいいか
分からず悩んでいます。

いい作品を読んだりしては
嫉妬に悶え、でも物作りに
挫折して、逃げ出した
自分にはもう何もできないと
落ち込む日々です…」との
メールが寄せられた。

ジェーン・スーが
「きょうからエンターテイメントで
悔しかったやる全部ノートに書いて! 
『悔しみノート』作ってみて!」と
答えてから1年あまりが経過。

梨うまいさんが、その日から
ひたすら悔しみをノートに
書きなぐった
「悔しみノート」が今回、
1冊の本として仕上がった。

8月31日の放送で、宮藤は
「ジェーン・スーさんが
(この日の『相談は踊る』の)
帰りがけに待っていてくれて…」と
切り出すと、梨うまいさんの
『悔しみノート』ができるまでの
経緯を説明。

「(同書を)読んでいたら、
僕が演出している作品を
見てくれていたみたいで、

その中でも書いてくれていて…。
でも、この本、かなりの割合で
星野源さんのことを書いて
いるんですよ。

これがくやしいわ(笑)。

このくやしみをオレがノートに
書こうかな」と笑わせた。

その上で
「オレも日芸を出た後に、
悶々としている時って、
何を見ても嫌なところとか
つまらないところばっかりが
目について
『これ、つまらないですね』
とか言っていたら、
その時にバイトしていた
先輩から
『お前はどうなんだ。
書いてみろよ』って
言われて。

それでくやしいから書いてみて
(その作品を)松尾スズキさんの
ところに持って行って、
大人計画に入ったんです。

だから、くやしいって
気持ちは確かに大事」と
書籍の魅力を伝えた。

これを受けて、翌日放送の
『生活は踊る』冒頭では、
ジェーン・スーが
「きのう(宮藤が)
『ACTION』冒頭でしっかり
紹介してくださって、
本当にありがとうございます! 
なんていい人なんだ。

こうなったら(星野が
パーソナリティーを務めている)
ニッポン放送にも贈ろうかな」と
感謝を伝えた。

その後、番組のコーナーに
梨うまいさんがゲスト出演を
果たした。

こうした流れを受け、
この日の『星野源ANN』では

「最近、梨うまいさんの
『悔しみノート』を読みました。

ネットニュースかなんかで、
宮藤官九郎さんが、
この本の中に星野くんの
ことがいっぱい書いて
あってくやしかったと。

大人計画の先輩の宮藤さんが
言っていたんですけど、
先日『MIU404』の最終回の
電波ジャックで1日中TBSに
いたんですよ。

その時に、ジェーン・スーが
くださったんです」と紹介。

「僕について書いてあるところに、
わざわざ付箋を貼ってくれて。

読んだら、すごく面白くて。
梨うまいさんが、いろんな
映画とか舞台とか音楽を見て、
くやしいと思った思いを
つづってある。

つづり方がすごく好きでした」
と伝えた。


その上で
「全然違うんですけど、
すごく川勝正幸さんのことを
思い出して。

編集者であり、
ライターであり、
僕の大好きな先輩ですね。

亡くなってしまったん
ですけど。

評論家の人とかもそうだし、
最近すごく増えてきているな
と思うのは、例えば映画でも
ドラマでも、何かを評論だったり、
コラムを書く時に、
ちょっとバカにして、
その後に褒めるっていう
書き方がすごく多いなと
思って。それって、
読んでいて気持ち
よくないんですよね。

評論とかってそうだけど、
例えば音楽を聞いて、
全部褒めてほしいとかじゃなくて、
批判にも褒めるにも、
その文章の中の主体が
自分になっている人が
すごく多くて。

それを見ると、
愛をなかなか感じられない」と
自身のスタンスを丁寧に
伝えていった。

星野は続けて
「川勝さんの文章で何が
好きだったかっていうと、

本の中に書いているんですけど
『評論するな、感染しろ』って
キャッチコピーが書いてあって。

川勝さんって、自分が
ポップだって思ったものを、
まさにそれに感染した状態で
書くんですよ。

それがいかにすごいと思ったとか、
好きだと思ったとか。

膨大な知識があるので、
もちろん評論はするんだけど、
それが評論っていうよりも
主体がそっち側にあるんですよ。

自分をすごいと思ってくれって
いう文章じゃないんですよ。

世にあふれている文章って、
これを語っている私を
見てくれっていうのが多すぎて、
川勝さんはそうじゃなかった」と
言葉に力を込めた。

川勝さんと『悔しみノート』との
共通点として「悔しみノートは、
その表現にどっぷり浸かって、
くやしいと書いてあって、
自分を見てくれってなって
ないんですよね。

その対象のことを中心に
書いていて、くやしさを
書いているんですけど、

創作物や表現に対する愛情を
すごく感じる」と指摘。

「表現に対して正座して
臨んでいるがゆえの…
川勝型の書き方をすごく
久しぶりに見た気がして。

表現の仕方とはもちろん
違うんですけど、存在の仕方が通じる。

僕のこともすごく書いてくれていて。

くやしんでくれていて。

書き方がすごく面白いので、
笑っちゃうんですけど。

宮藤さんがなんかくやしいんだけ
どって思うのは、確かにすごく
わかるなと。

読んでいて不思議な気持ちに
なったと同時に川勝さんを
思い出した、ステキな経験でした。

すごく面白かったです」と
締めくくった。

番組の模様は、放送後1週間以内は
「radiko」で聞くことができる。




星野源、ジェーン・スーのラジオ-1.GIF
TBS4月期金曜ドラマ『MIU404』でダブル主演を務める
(左から)綾野剛、星野源(C)TBS





オリコン 9/16(水) 1:57配信

最終更新:9/16(水) 2:26


https://news.yahoo.co.jp/articles/490046d2e93e4b86ae2eebaf45ec2829022302e8











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