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『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 新型コロナ関連多数 「鬼滅の刃」「愛の不時着」など話題作も [『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表]

『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 
新型コロナ関連多数 
「鬼滅の刃」「愛の不時着」など
話題作も



『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表.GIF
アニメ版が放映されたことで本格的な流行となった
『鬼滅の刃』1巻(集英社)(C)吾峠呼世晴/
集英社・アニプレックス・ufotable(オリコン)





今年最も話題となった言葉を選ぶ
『現代用語の基礎知識選 
2020ユーキャン新語・流行語大賞』の
ノミネート30語が5日、発表された。

今年は日本だけではなく、
世界中が新型コロナウイルス関連の
話題一色になった年。

ノミネート30語には

「アベノマスク」

「3密(三つの密)」

「おうち時間/ステイホーム」

「テレワーク/ワーケーション」
といった関連語が多数選出。

一方で、自粛ムードが続く中でも、
楽しみや流行もあり

「あつ森」をはじめ、映画化された

「鬼滅の刃」、

動画配信ドラマ
「愛の不時着」、

『半沢直樹』の
「顔芸/恩返し」

なども入った。


2020年度の傾向として
同事務局は
「ノミネート語すべてが、
新型コロナウイルス関連でも
おかしくない程、新語が登場。

しかも、これまで存在する
言語が独特の使われ方をした。

オンライン、テレワーク、
ステイホーム、クラスターなど、

カタカナ語が氾濫する中で、
『三密』は日本語らしい語で、
多くの人に感染予防語として浸透」
と解説。

また、コロナ禍の中でも
「人気アニメ『鬼滅の刃』の映画化、

動画配信ドラマ『愛の不時着』、

倍返し顔芸の『半沢直樹』などが
話題作品となった」と
分析している。

選考委員は、

姜尚中氏(東京大学名誉教授)、

金田一秀穂氏(杏林大学教授)、

辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)

俵万智氏(歌人)、

室井滋氏(女優・エッセイスト)

やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、

大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)。

『2020ユーキャン新語・流行語大賞』
トップテンは、12月1日に発表する。

■ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
No. ノミネート語
1.愛の不時着/第4次韓流ブーム
2.新しい生活様式/ニューノーマル
3.あつ森
4.アベノマスク
5.アマビエ
6.ウーバーイーツ
7.AI超え
8.エッセンシャルワーカー
9.おうち時間/ステイホーム
10.オンライン○○
11.顔芸/恩返し
12.カゴパク
13.鬼滅の刃
14.クラスター
15.香水
16.GoToキャンペーン
17.3密(三つの密)
18.自粛警察
19.Zoom映え
20.総合的、俯瞰的
21.ソーシャルディスタンス
22.ソロキャンプ
23.テレワーク/ワーケーション
24.時を戻そう(ぺこぱ)
25.Niziu(ニジュー)
26.濃厚接触者
27.BLM(BlackLivesMatter)運動
28.PCR検査
29.フワちゃん
30.まぁねぇ~(ぼる塾)


■選出された30語の説明は以下のとおり


『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表-2.GIF
Netflix配信の韓流ドラマ『愛の不時着』
第4次韓流ブームを牽引(『愛の不時着
オリジナル・サウンドトラック』
キングレコード)



「愛の不時着/第4次韓流ブーム」

ネットフリックス配信の韓流ドラマ。

北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク役を
ヒョンビンが、韓国の財閥令嬢
ユン・セリ役をソン・イェジンが
演じたラブストーリー。

「沼」にはまるファンが続出。

パク・ソジュン(パク・セロイ役)が
演じたドラマ『梨泰院クラス』の
人気や、映画『パラサイト』が
アカデミー賞作品賞を受賞
(非英語映画として初)するなども
第4次韓流ブームの牽引役に
なっている。

「新しい生活様式/ニューノーマル」

新型コロナウイルス感染症
対策専門家会議からの提言を
踏まえて、厚生労働省が
提示したのが「新しい生活様式」。

ソーシャルディスタンスを保ち、
「3密」を回避し、マスクの着用、
手洗いの徹底、買い物や
公共機関の利用の見直し、
テレワークの推奨など、
さまざまな対策の総称。

ニューノーマルは、
「新しい日常」として
感染拡大の早い段階から
使われた。

もとはリーマン・ショック後の
アメリカ経済についていわれた
言葉。


「あつ森」

「どうぶつの森」シリーズ
最新版でニンテンドースィッチ用
ゲームソフトの
「あつまれどうぷつの森(あつ森)」
が話題に。無人島生活を
「どうぶつ」たちとーから始める。

コロナ禍のステイホーム期間中の
「おうち時間」に、家族で
楽しむ人も続出した。

「アベノマスク」

感染が拡大傾向にあった
2月頃からマスクの品切れが続き、
便乗して高額転売を行う
転売ヤーが問題に。

そんな中、4月1日に国内の
全世帯に対して布マスクを
2枚ずつ配布することを
発表した安倍晋三首相による
コロナ対策。

飛沫感染を防ぐための
マスクだが、サイズの
問題や不良品の存在、
費用など何かと話題に。


「アマビエ」

疫病をおさめると
いわれてきた妖怪。

「疫病が流行したら
私の姿を描き写した絵を
人々に見せよ」と
告げたとされる。

江戸時代に誕生。
アマビェのイラストを
使ったさまざまな関連グッズが
販売されている。

#アマビエチャレンジなど
疫病退散・コロナ収束を
願うイラスト投稿も相次いだ。


「ウーバーイーツ」

不要不急の外出自粛を
要請されリモートでの
新習慣が広がる中、
ステイホーム週間を
呼びかけられ
「おうちごはん」などの
巣ごもり消費が拡大。

昨年あたりから広まっていた
フードデリバリーサービスである
「ウーバーイーツ」や
テイクアウトの人気がさらに
高まった。


「AI超え」

将棋の棋聖戦第2局で
藤井聡太が考慮時間23分で
指した一手は、AIが6億手を
読んで導いた最善手
(局面において最も良い指し手)
だったと話題になった。


「エッセンシャルワーカー」

人々が暮らすうえで生活維持に
欠かせない業務に就いている
人のこと。

コロナ禍においても
テレワークなどができない
医療従事者やスーパーの店員、
ゴミ収集員など。

感謝の気持ちを伝える
フライデーオベーションや
ブルーインパルスによる
感謝飛行なども行われた。


「おうち時間/ステイホーム」

おうちごはん、おうち美容など
「巣ごもり消費」が話題に。

行政により要請された
不要不急の外出自粛の標語が
「ステイホーム」。

歌手の星野源による
「うちで踊ろう」は
インスタグラムに公開した楽曲で、
ステイホームせざるを
得ない人たちに、
自由なコラボレーションを
促す意味をもっていた。

ミュージシャンのみならず、
ダンサーやお笑い芸人などが
それぞれの形で共同作品を
作り上げた。

「オンライン◯◯」

コロナ禍において対面での
接触を減らす目的で、
オンライン診療、
オンライン授業、
オンライン会議、
オンライン帰省、
オンライン飲み会(オン飲み)など、
ビデオ会議システム「Zoom」などを
使ってのオンラインやリモート
(遠隔)でのやりとりが
格段に増えた。


「顔芸/恩返し」

TBSドラマ『半沢直樹』での
香川照之演じる大和田常務が
半沢に言う「おしまいデス」
「施されたら施し返す、
恩返しです」が話題に。

また出演している
歌舞伎俳優たちの迫力
ある顔芸、顔プロレスも
話題に。
画面いっぱいに
映し出された顔は圧巻。


「カゴパク」

スーパーなどの店内用の
四角い買い物カゴごを
そのまま持ち帰る行為。

7月のレジ袋有料化に
ともない問題化した。

まとめ買いをして
そのまま自動車に載せて
帰る事例が多いという。

迷惑行為であり、
スーパーなどでは
張り紙で注意喚起している。


「鬼滅の刃」

吾峠呼世晴の漫画、
16年2月から週刊少年ジャンプで
連載。

19年4月から9月にかけて
アニメ版が放映されたことで
本格的な流行に。

登場人物と同じように
髪を染める鬼滅カラーも流行。

10月に公開された映画
『劇場版「鬼滅の刃」
無限列車編』は、
公開から10日間で興行収入が
100億円を突破、歴代最速記録を
更新した。

アニメ版主題歌「紅蓮華」を
歌ったLiSAも話題に。


「クラスター」

新型コロナウイルス感染症に
おいて、小規模な患者の
集団のこと(感染者集団)。

限られた地域・社会で起こる
短期間の感染増加は
「エピデミック」。

コロナ禍の日々、ニュースで
読み上げられるクラスター発生と
いう言葉が、じんわりと心に
のしかかった。


「香水」

無名のシンガー・ソングライター
瑛人(えいと)の楽曲「香水」がヒット。

リリースは19年4月。

20年4月頃から動画投稿アプリ
TikTokでカバー動画の投稿が増え、
話題に(チョコレートプラネット
長田の動画など)。

歌詞に出てくる
ドルチェ&ガッバーナの
香水が実際に売れるという
現象もおこった。


「GoToキャンペーン」

感染拡大で被害を受けた
業界の回復をねらった
キャンペーン。

トラベル、イート、イベント、
商店街の4分野。トラベルは、
旅行商品代金の半額分の
クーポン付与(最大2万円)、

イートは、予約サイト経由の
飲食で最大1000円分の
クーポンと2割の
プレミアム付き食事券の販売、
イベントは、2割相当の
割引あるいはクーポン付与、
商店街は、「地元」「商店街」の
良さを再認識するきっかけに
なる取り組み。


「3密(三つの密)」

感染防止を目的とする
新概念・新習慣。感染リスクの
高い三つの状況
「密閉」「密集」「密接」を
避けるよう厚生労働省に
よりよびかけられた。

小池都知事が報道陣に
対して発した「密です」も
話題になった。


「自粛警察」

あくまでも強制力を
もたない自粛要請なのに、
それに従わない人間を
吊るし上げる行為。

マスク警察、帰省警察、
他県ナンバー狩りなども
話題になった。

営業時間などルールを
守って営業している
飲食店に張り紙を貼るような
悪質な迷惑行為も目立った。


「Zoom映え」

自宅など職場以外の場所で
仕事をするリモートワークや
リモート授業などの新習慣が
広まり、急速に利用者を
伸ばしたのがズーム(Zoom)
などのビデオ会議システム。

利用者の間で、画面に
美しく映る「リモート映え
(Zoom映え)」するメイクを
追求する動きも広がった。


「総合的、俯瞰的」

日本学術会議が新会員に
推薦した105人のうち6人の
任命を菅義偉首相に
拒否された問題で、
首相が述べた
「総合的、俯瞰的な活動を
確保する観点から判断した」
が話題に。

学問の自由への政治介入と
なっているといわれている。


「ソーシャルディスタンス」

感染を防ぐため、密閉、密集、
密接の3密を避け、社会的距離を
確保すること。

物理的・身体的に距離をおく
「フィジカルディスタンス」
とも言い換えられている。

「ディスタンス」は人間の
心理的な距離を表す言葉として
使われてきたことから、
距離をとることを意味する
「ソーシャルディスタンシング」
が提唱されたが、日本では
ディスタンスで定着している。


「ソロキャンプ」

ひとりでキャンプをする
ソロキャンプの人気が続く。

コロナ禍でも、
一時的な流行にとどまらず
一般的なレジャーとして定着。

タレント「ヒロシ」の
ユーチューブ「
ヒロシちゃんねる」での
アウトドア動画も話題。

それとは逆に、
グラマラス+キャンピングの
造語「グランピング」も
手軽にラグジュアリーな
アウトドアを楽しめるとして
引き続き話題。


「テレワーク/ワーケーション」

「tele=離れたところで」と
「work=働く」をあわせた造語。

遠隔を意味する「リモートワーク」
「在宅勤務」とも。

新しい生活様式でも推奨された。

観光地で仕事をしながら
リフレッシュするという
ワーケーション
(ワーク+バケーション)も
話題になった。


「時を戻そう(ぺこぱ)」

お笑いコンビ「ぺこぱ」の
決めぜりふ。

ビジュアル系ロックバンド風の
ツッコミ担当、松陰寺太勇が
相方シュウペイのボケの
価値観を否定せずキザに
肯定した後で話の本筋を
元に戻すときに使うフレーズ。


「NiziU(ニジュー)」

日韓合同オーディション
NiziProject(虹プロ)の
韓国方式でプロデュース
された日本発のグローバル
・ガールズグループ。

動画配信サイトを通じて
話題に。TWICEや2PMを
手掛けた敏腕プロデューサー
J.Y.Parkによるアイドルグループ。


「濃厚接触者」

新型コロナウイルス感染者と同居、
近距離で接触、あるいは長時間接触し、
感染の可能性が高くなっている人。

定義は変化し、当初は、
症状が出た後に接触したか
どうかだったが、やがて、
症状が出る2日前から、に変更された。

具体的には、感染者と発症2日前から
入院などをした日までに、
1メートル以内で、マスクなどの
感染予防対策をせずに15分以上
接触があった人、などとされる。


「BLM(BlackLivesMatter)運動」

アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、
アフリカ系アメリカ人の
ジョージ・フロイドさんが、
白人の警察官に9分近くも首を
圧迫されて死亡した事件を契機に、
全米各地で抗議運動が広がり、
世界的な動きになった。

日本では、テニスプレイヤーの
大坂なおみ選手のマスクを
つかっての抗議の意思表示が話題に。


「PCR検査」

検体を採取してウイルスの
遺伝子配列があるかないかを
調べる検査法。

PCRはポリメラーゼ連鎖反応の略で、
ウイルスのDNAもしくはRNAを
増幅させて検出する。

新型コロナウイルスの場合、
陽性だと感染していることになり、
確定診断に使われている。


「フワちゃん」

YouTuberでお笑いタレントの
フワちゃん。

1年中スポーツブラに
ミニスカートという元気な姿で、
男女を超越した小動物のように
行動し、自撮り棒撮影で
誰とでも友だちになれるという。

ワイドショーのコメンテーター
などの仕事も増えテレビで
見ない日はないくらい人気に。


「まぁねぇ~(ぼる塾)」

4人組お笑い芸人「ぼる塾」
(きりやはるか、あんり、
田辺智加、酒寄希望)の
田辺のギャグフレーズ。


『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表-1.GIF
ニンテンドースイッチ用ゲームソフト
『あつまれどうぶつの森(あつ森)』
(オリコン)




『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表-3..GIF
日韓合同オーディションNiziProject
(虹プロ)で誕生したNiziU



オリコン 11/5(木) 14:00配信

最終更新:11/5(木) 15:40


https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b25f0e3f8442baa933d7d7a12a6b63fca92335?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b25f0e3f8442baa933d7d7a12a6b63fca92335?page=2













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