SSブログ
有村架純、女優デビュー10周年 ブログトップ

有村架純、女優デビュー10周年 順調なキャリアの裏に苦悩「すごくしんどかった」 [有村架純、女優デビュー10周年]

有村架純、女優デビュー10周年 
順調なキャリアの裏に苦悩
「すごくしんどかった」





有村架純、女優デビュー10周年.GIF
有村架純




幅広い作品で実力派女優としての
存在感を発揮し、着実にキャリアを
積み重ねてきた有村架純。

女優デビュー10周年、
27歳を迎えた今年、
WOWOWオリジナルドラマ
『有村架純の撮休』では、
“有村架純の架空の休日”を
自身で演じるという、
不思議な初体験を果たした。


ドラマ、映画に出演作が
途切れない彼女だが、
「自分の幅が狭まって
きているのではないか」と
不安になったこともあると
告白する。

真面目で誠実であるがゆえ、
ぶつかった壁――10年目の
覚悟を聞いた。


■有村架純“本人”を演じる経験
「こういう私を見たいと
思ってくれているんだ」

女優・有村架純は、
ドラマや映画の撮影期間に
突然訪れた休日=“撮休”を
どう過ごすのか? 

本作は、そんな有村の知られざる
姿を映画・テレビ・CMなど
各界のクリエーターたちが
妄想を膨らませて描き、
有村本人が演じるという
1話完結のオムニバスドラマ。


監督には是枝裕和や今泉力哉、
脚本には「WOWOWに入りましょう」
CMを手がける篠原誠など豪華な
面々が顔をそろえており、
有村は
「全8話、どのお話もすごく面白くて。
“監督や脚本家の皆さんが妄想する
私ってこんなふうなんだ”
“こういう私を見たいと
思ってくれているんだ”と感じて、
とても楽しかったです」と
感激しきり。


ガサツで男っ気なしの有村
(第2話「女ともだち」)、

彼氏の元カノに会いたいと
わがままを言う有村
(第6話「好きだから不安」)など、
自分の気持ちを相手にストレートに
ぶつける有村架純も登場する。

「普段の私はひとつひとつ、
ゆっくり話す方で。

まくしたてるように話したり、
大きな声を出すこともあまり
ないので、体が慣れてなくて(笑)」と
あらゆる喜怒哀楽を表現できる
作品になったというが、
本作のオファーが舞い込んだ
2019年の春先は、
「自分のお芝居について、
迷いや不安を感じていたときだった」と
胸の内を吐露。

その迷いについて、
「私は自分の思いを胸の内に
秘めている役など、等身大の役を
演じることが多くて。

自分の幅が狭まってきているん
じゃないかという不安が
あったんです。

また新しいものに出会うためには、
どうしたらいいんだろうと
感じていました」と
明かす。




有村架純、女優デビュー10周年-1.GIF
有村架純  クランクイン!



■女優デビュー10周年 
順調なキャリアの裏に苦悩
「すごくしんどかった」


2010年、17歳でドラマ『ハガネの女』
(テレビ朝日系)で女優デビュー。

NHK連続テレビ小説 『あまちゃん』
(2013年)でブレイク後、

『映画 ビリギャル』(2015)の
金髪姿も話題に。

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』
(2017)でヒロインを務め上げ、
生徒との禁断愛に身を投じる
『中学聖日記』(2018)も
注目を集めた。

デビューから10年、
順風満帆なキャリアのように
感じるが、『ひよっこ』を
駆け抜けてからは
「私は前に進んでいるんだろうか、
次に進むためにはどうしたら
いいんだろうと、ずっと考えていた」と
悩むことも多かったという。

「特に2019年はずっとそういうことを
考え続けていて、すごくしんどかった。

私は考え込んでしまうタイプで、
昨年はちょっと真面目に
悩みすぎたかも」と
ニッコリ。


「そういう悩みもある中、
本作は挑戦でもあると思っていました。

“有村架純役”でありながら、
自分を前に出していく性格の
役どころもあって、とても新鮮で。

“やっぱりお芝居は楽しいな、
もっといろいろなことを試して
みたいな”と思いました」と
改めて実感したこともあり、

「やっぱりこうやって、
進む道を見つけていくしか
ないんだなと思いました」と
力をもらった。


■30歳へ向けての思い
「より力のある人だけが残っていく」

10周年の節目の年となり、
「年齢的にも27歳になって。
30歳へ向けては、
より力のある人だけが
残っていく年代に
差し掛かっています。

きっとこれからは、
もっと“質”が求められてくる。

そうなったときに弾かれない
ようにしなければと思っています。

お仕事モノの作品もやった
ことがないですし、
舞台にももっと挑戦したい」と
覚悟を告白。

これまでの道のりを
振り返ってもらうと、

「“熱量がないと役を
ものにできない”

“気持ちがあれば目から伝わる”など、
事務所の方や監督、先輩方から
いろいろな言葉をもらいました。

この10年、それを信じて、
守ってやってきました」と
述懐する。

「でももしかしたら、
そうやって生真面目に
考えすぎてしまうことで
自分を縛ってしまうことも
あったのかもしれないし、
そこから旅立たないと
いけないのかもしれません。

これまでの言葉を大切にしな
がらも、がんじがらめにならず、
新たな出会いの中で聞いたこと、

感じたことなどに身を委ねても
いいのかなと。

10年目、心豊かにスタートを
切られたらいいなと思っています」と
笑顔を見せる。

インタビュー中もひとつひとつ、
心を込めて言葉を紡ぐ。

真面目な姿勢は、
有村自身の“撮休”の
過ごし方にもあらわれている。


「デビューして5年くらいは、
“遊ぶ時間があるなら台本を
読まなきゃ”と思ったり。

でも今は許容範囲が広くなって、
人とコミュニケーションを
取る大切さも知った。

力の抜き方も覚えましたよ」と
笑いながらも、

「自分の性格上、役柄に悲しい
出来事があった場合に、
プライベートの自分も
あまり楽しい時間を
過ごす気持ちになれなくて。

集中を切らしてはいけないなとも
思うし、そうしたことで役が
離れていってしまうような
気がするんです。

『中学聖日記』のときも
ずっと役のことを考えていました」と
どこまでも没頭型だ。

誠実な人柄も魅力的で、
柔らかなほほ笑みの中に、
芝居への情熱を絶え間なく
燃やしている有村架純。

これからますます、
進化を遂げそうだ。




有村架純、女優デビュー10周年-2.GIF
有村架純  クランクイン!




(取材・文:成田おり枝 
写真:高野広美)

WOWOWオリジナルドラマ
『有村架純の撮休』は
3月20日スタート。

WOWOWプライムにて
毎週金曜24時より放送。

全8話。


クランクイン!3/8(日) 7:30配信

最終更新:3/8(日) 7:30


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00074599-crankinn-ent


















nice!(0)  コメント(0) 
有村架純、女優デビュー10周年 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。