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NEWS 加藤シゲアキ「今年は人生で一番忙しくなりそう」 アイドル、作家に脚本家の仕事も〈AERA〉 [加藤シゲアキ「今年は人生で一番忙しくなりそう」]

NEWS 加藤シゲアキ
「今年は人生で一番忙しくなりそう」
アイドル、作家に脚本家の仕事も〈AERA〉



加藤シゲアキ「今年は人生で一番忙しくなりそう」.GIF
作家・アイドル 加藤シゲアキさん(dot.)


作家・アイドルとして活躍する
加藤シゲアキさんがAERAに登場。

「20代前半の頃は、自分の世界を
生きてとがっていた時期もあった。

文章を書くようになったことで
他者を想像し、周囲を尊重できる
ようになった」という。

AERA 2021年4月19日号から。


*  *  *


著書『オルタネート』は
直木賞にノミネートされ、
その後吉川英治文学新人賞を受賞した。

作家として飛躍の一年になった。

「自分にとって、しっくりくる
選評も必ずしもそうでないものも、
すべて引っくるめて
モチベーションになります。

指摘されたことのなかには、
よくわかるな、と思うものもあって、
次へ向かうエネルギーになる」

取材を行ったのは、
主演舞台の初日を目前に
控えた稽古終わり。

誰よりも疲れているはずなのに、
テンポの良い会話と機知に
富んだ受け答えからは、
力強さが伝わってきた。

アイドルで、作家。

その肩書に今年、
「脚本家」が加わる。

2015年に上梓した短編「染色」の
脚本を自ら手がけ、
今年5月に舞台化する。

「脚本を書きませんか?」と
声がかかり、挑戦することを決めた。

「ものすごく忙しい時期だったのですが、
すぐに小説とは違うアプローチが
ひらめいたんです。

原作者の自分だからこそ
できることだ、と。

描写に頼らずセリフだけで物語を
展開させていくのは、
最初こそ難しさを感じましたが、
結果的に小説を書くうえでも
生きていくと思います」

昨年上演予定だったが、
コロナ禍を受け、書き直した。

「人と人との距離感や空気感が
変わってしまったいま、
どうすれば時代にあった
表現ができるか。

一つ一つネジを締め直して
いくような作業は、
楽しくもありました」

思考は柔軟で、
発する言葉はどこまでも前向きだ。

「2021年は人生で一番忙しくなりそう」

少し照れくさそうに語った
その声には、喜びと充実感が
みなぎっていた。



加藤シゲアキ「今年は人生で一番忙しくなりそう」-1.GIF
AERA 2021年4月12日売り表紙に
加藤シゲアキさんが登場



(ライター・古谷ゆう子)

※AERA 2021年4月19日号



AERA dot. 4/13(火) 11:30配信

最終更新:4/13(火) 11:30

https://news.yahoo.co.jp/articles/150f1aa8dbfba772807b4a47ca2701f5937aec84















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