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ダンディ坂野「ゲッツ!」以前から堅実な僕。《一発屋芸人》の生き方はコロナにも負ケズ [ダンディ坂野「ゲッツ!」以前から堅実な僕]

ダンディ坂野「ゲッツ!」
以前から堅実な僕。《一発屋芸人》の
生き方はコロナにも負ケズ



ダンディ坂野.GIF
「僕は個人で納税しているので、結婚してからの
収支管理は僕が担当、その枠内で奥さんが
やりくりしています」(婦人公論.jp)


「ゲッツ!」で大ブレイクしたのは
36歳のとき。上京する前、
そしてデビュー後もアルバイトを
続けた理由とは。

《堅実芸人》としての
お金の使い道を披露してくれた
(構成=篠藤ゆり)


* * * * * * *


◆家電は細かくスペックを調べる

10代の頃から、この世界に入ることが
一番の夢。その夢が叶った今、
いい服が着たいとか、
高い時計を買いたいというような
物欲はほとんどありません。

仕事上、休みが不定なこともあって、
唯一の贅沢は年に1回の家族旅行
だったのですが、
今は新型コロナウイルスの影響で
実現できないのが残念です。

ここ数年は1月1日まで仕事をして
、2日から4~5日間、
海外のビーチでのんびりと
いうのが定番でした。

どのレストランで食べるか、
どこに観光に行くかなど
計画を立てるのは僕の役目で、
この旅だけはケチケチ
しないんです。

僕は個人で納税しているので、
結婚してからの収支管理は
僕が担当、その枠内で
奥さんがやりくりしています。

ふだんなにか買うときは
商品情報を細かく調べる
タイプです。

家電だったら、よくスペックを調べて、
「上の下」くらいのものを狙います。

炊飯器も高級すぎるものは選ばないし、
かといってただお米が炊ければ
いいというのでは物足りない。

贅沢すぎず、それでいて
性能がよくておいしく
炊けるものを選びたい(笑)。

僕が吟味した候補の中から、
奥さんが好みのデザインや色を
決定します。


◆「一発屋芸人」として地道に
働くのが性に合っている

ずっと貯金をしているのは
やはり将来のため。長女が
11歳で長男が7歳ですが、
大学に行きたいとか
何か習いたいとなったら
実現したいですから。

それに奥さんは僕より
14歳下なので、ある程度のお金を
残しておきたい。

順当にいけば僕が一番先に
いなくなるので、残った家族に
「変わった仕事をしている
父ちゃんだったけれど、
楽しい家族だったな」と
思ってもらいたいですね。

お金に執着はないけれど、
家族と楽しく過ごしたいという
思いが仕事へのモチベーションに
なっています。

芸人らしくない? 
いやいや、破天荒な芸人さんも
いますが、芸能界は浮き沈みもあり、
長く第一線で活躍している方は
ほんの一握り。

僕もピークを過ぎたと言われたり、
次々と新しい芸人が出て
きたりするなか、なるべく
焦らないようにしていました。

「一発屋芸人」という企画に
呼ばれて以来、「一発屋」
としてお仕事をいただいて、
地道に働くのが性に合っています。


◆「身の丈に合った生活をしなさい」と母

お金についてはわれながら
きっちりしているほう。

生まれは石川県ですが、
北陸の人間は概して堅実。

看護師だった母からは、
昔から
「身の丈に合った生活を
しなさい」と言われて
育ちました。

中学生の頃はアイドルブーム
全盛期。

田原俊彦さんの大ファンになり、
アイドルになりたいと思ったん
ですが、お笑いも好きだったので、
そちらを目指すことに。

勢いで東京に行っても
生活に困るだろうなと、
高校生のときから
上京する26歳まで
アルバイトを続けました。

部屋を借りる費用と
1、2ヵ月分の生活費として
80万円ほど貯めたんです。

当時少し興味があったので
株にもチャレンジしました。

世界情勢を調べて伸びそうな
業種のものを購入。

元手も高額ではなかったけれど、
結果3割ほど増えました。

でも、それもこれも自分の夢に
踏み出すためのお金でした。

毎日株をチェックするのは
向いていないし、いまも
株式投信をたしなむ
程度でお金を減らさないよう
用心しています。


◆「ゲッツ!」でブレイクしたけど5ヵ月無収入

芸人デビューしたものの、
最初の10年間はアルバイト生活。

「ゲッツ!」でブレイクしたのは、
2003年の2月頃。

ところがここで大誤算。

5ヵ月くらいたたないと
お金が手元に入ってこなくて、
いっぽうテレビや営業の仕事で
忙しくてバイトもできず、
しばらく無収入でした。

あの時期が一番、
精神的にも生活も苦しかったなぁ。

その後、ようやくお金が入った時は
愕然としました。

「あれだけ忙しかったのにこ
んなもの?」と。

今だったら、いくら売れたからと
いって新人がいきなり高収入を
得られるわけがないとわかりますが、
当時は軽くショックでしたね。

ブレイク後は、
ドーンと派手な買い物を
することもなく、
しいていえば、
憧れの
「コンクリート打ちっぱなし物件」に
引っ越したことかな(笑)。

賃貸の予算を決めて、
つきあっていた今の奥さんに
探してもらい、1部屋の
アパートから2LDKの
マンションに移りました。

エレベーターもついていたから
「やったぁ!」と、2人で
シアワセな気分になりました。

あれから18年。

おかげさまで地方のイベントなど
コンスタントに仕事をい
ただいていましたが、
コロナでほぼ全滅。

でも地に足のついた生活を
していたおかげで、
なんとかしのげています。

気の合う後輩たちとの
月1回の食事会も、今は自粛中。

いい肉を出してくれる焼き肉屋に
行くとか、基本的に僕が
食べたいものを食べ、
後輩たちには気持ちよく
飲んでもらうための会と
位置づけています。

会計はすべて僕持ち。
これも先輩風を
吹かせたいのではなく、
かつて自分が先輩に
ご馳走してもらい、

芸人の世界の話を聞いた
経験があり、とても勉強に
なったし糧になったから。

僕にとってのお金の価値は、
誰かが喜んでくれるために
使うことで倍増する
気がします。



ダンディ坂野-1.GIF
ブレイク後唯一お金を使ったのは?
今の奥さんと「やったあ!」


(構成=篠藤ゆり)

ダンディ坂野


婦人公論.jp 5/18(火) 15:21配信

最終更新:5/18(火) 21:09


https://news.yahoo.co.jp/articles/2eeb027f1d31a3579badf9b56bf29a7dac7391a1?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/2eeb027f1d31a3579badf9b56bf29a7dac7391a1?page=2













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