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主戦場はYouTube?デビュー15年、オリラジが今「最高に仲が良く面白い」ワケ [オリラジが今「最高に仲が良く面白い」]

主戦場はYouTube?デビュー15年、
オリラジが今「最高に仲が良く面白い」ワケ




オリラジが今「最高に仲が良く面白い」.GIF
オリエンタルラジオ(左:藤森慎吾、右:中田敦彦)




ネタ番組の少なくなったお笑い界で
現在「第7世代」と言われる
平成生まれのデジタルネイティブな
若手芸人たちが次々ブレイクする中、

異例の活動スタイルで
注目度があがっているコンビがいる。


何度も浮き沈みを経験しながら、
それぞれが己の武器を磨き、
ここに来てお互いを最高に
輝かせることができるコンビ。

「あっちゃん」こと
中田敦彦と

「シンゴ」こと
藤森慎吾による
お笑いコンビ

「オリエンタルラジオ」だ。

2003年に結成し、
2005年にテレビデビューした
ふたりは、リズムネタ
「武勇伝」で一世を風靡。

デビュー後すぐにブレイクし、
コンビで冠番組を持ったのは
史上最速。

あまりにも早くスターダムに
のし上がった彼らだが、
ここまでの道のりは決して
易しいものではなかったという。

これまでの活動の軌跡を
振り返りつつ、個々の活躍も
目覚ましいオリラジの
現在の注目ポイントに
ついて紹介したい。



■ 武勇伝、チャラ男、
PERFECT HUMAN…3度もの
ブレイクで浮き沈みを繰り返す

「一発屋芸人」という、
ひとつのネタでブレイクし、
その後鳴かず飛ばず…という
芸人がいる。

それを自虐ネタとして
もう一度注目される
パターンもあれば、
そのままテレビでは
見かけなくなってしまう
パターンも。

オリラジはデビュー時に
「武勇伝」で大ブレイクし、
冠番組を含むレギュラー番組を
10本も抱えた。

しかし、3年以内に
『笑っていいとも!』以外の
レギュラー番組はすべて終了し、
まさに「武勇伝」だけで
終わっていく一発屋芸人かと
思われた。

だが、2011年頃
「キミ、かわうぃ~ね~!」が
決め台詞の、藤森の
「チャラ男」キャラがブレイク。

藤森のソロ仕事はもちろん、
コンビ仕事でもチャラ男を
軸にしたネタが生まれ、
オリラジとしても
再ブレイクのときを迎えた。

2015年には、中田の実弟である
FISHBOYら“スキルマスター”と
呼ばれるダンサー4人を含む
「RADIO FISH」名義で
「PERFECT HUMAN」を
リリースし、
再々ブレイクを果たす。


3度の大きなブレイクを
果たしている異例のコンビ。

だが、ブレイクが落ち着き、
いわゆる低迷していると
思われていたその間も、
彼らはあがいていた。

「芸能人歌がうまい王座決定戦」
で見せた、芸人とは思えない
歌唱力とパフォーマンス。

ブレイクした8.6秒バズーカの
リズムネタ「ラッスンゴレライ」の
完コピも話題となった。


藤森のチャラ男キャラが
フィーチャーされる一方で、

中田の「アメトーーク!」や
「しくじり先生
俺みたいになるな!!」
(テレビ朝日系)での
オタク・インテリキャラが
印象に残っている人も
多いだろう。

藤森は、オリラジの指針を
決めている中田について、
こう話している。


「あっちゃんは、
なんでも当てている
成功者じゃない。

成功の裏でエラーを
重ねてる。

相方は、失敗を積み重ねて
その上に成功を持ってくる
人だから。
あきらめない、やり続ける」。

何度ものブレイクは決して
偶然の産物ではない。

それぞれがソロとして、
コンビとして、何をしたら
面白いか?を模索して
挑戦し続けた結果だ。



■ テレビ×YouTube!
異例の活動スタイルをとる
新たなコンビ活動へ


現在、オリラジのコンビとしての
レギュラー仕事はラジオのみ。
中田が自らの意思でテレビでの
レギュラーを辞めたからだ。


現在、テレビに出ているのは
主に藤森のみ。

情報バラエティー番組を
メインに、俳優としての
活動も。

映画『七つの会議』や
ドラマ『インハンド』などでは
そうそうたる俳優陣に
ひけをとらない演技を見せ、
昨年にはミュージカルデビューも
果たした。

また、RADIO FISHでの
本格ラップにも注目が集まり、
男性声優によるキャラクター
ラッププロジェクト
「ヒプノシスマイク」への
歌詞提供など、仕事の幅を
広げている。

中田は、2019年より活動の
舞台をYouTubeに移し、
得意を活かした教育系の
動画を日々配信している。

いくつかのチャンネルを持つ
中田のメインチャンネルである
「YouTube大学」は、
登録者数250万人を超える勢いだ。

さらに、オンラインサロンの
主宰も務めているほか、
アパレルブランド「幸福洗脳」、
音楽グループのプロデュースも
務めるなど、やはり幅広い
活躍を見せている。


このように個々での活動が
目覚ましく、加えて中田の
姿をテレビで見られることが
ほとんどないため、
コンビ活動をまったく
していないと思っている人も
多いだろう。

実は、オリエンタルラジオ
としてのトークが聞ける
コンテンツとして、
2020年2月よりスタートした
YouTubeチャンネルがある。


現在、週に2回ほどの配信。

ふたりがテーマを定めず
しゃべっている十数分ほどの
動画なのだが、ファンから

「揃うと華がすごい」

「息がピッタリ」

「いい関係性!」

「お互いへの愛が溢れてる」
など、絶賛の声があがっている。

このチャンネルや、
中田のチャンネルに藤森が
ゲスト出演するときに見られる
コンビでの動画が、
オリラジの現在の仲の良さ、
息の合った掛け合いの面白さを
堪能できるコンテンツに
なっているのだ。



■ 現在のオリラジの面白さ
「ここ5年くらいでようやく…」

藤森は、かつて「芸人交換日記」
という番組内の企画で
「あっちゃんが嫌いだった」と
告白している。

「武勇伝」でブレイクした頃、
実力が伴わない仕事量と
周囲からの期待に耐え切れず
ストレスがたまる中、

中田からも日々厳しく叱責され、
「口もききたくなかった」と。

ラジオの生収録中に
つかみ合いのケンカに
なったことも有名な話だ。

ところが今は、
YouTubeでのふたりの
トークからは、
お互いを認め、
リスペクトし合っている
様子が見てとれる。

中田が自身のチャンネル
・YouTube大学で
「藤森慎吾の『スゴイ!』と
思うところBEST5」を
発表しているが、
1位に挙げたのは「ツッコミ」。

「僕はただ生きていたら
基本的にみんなに何かしら
戸惑われたりするタイプ。

やることなすこと常軌を
逸している。

それを笑いに変えてくれるのが
藤森慎吾のツッコミ」だと、

相方に最大級の賛辞を
送っているのだ。

藤森のツッコミを
「自分にだけ効くクスリ」
だとも。

対する藤森も、
「あっちゃんのセンスは
デビュー当時から完成されてる。

僕がうまく第3者に伝えられて
いなかった。

ここ5年くらいでようやく
あっちゃんのボケを
捕球できるようになって、

相方にのびのびやって
もらえるようになった。

だから今、より
(中田のボケが)面白い」と
語っている。

また、中田が自身のチャンネルで
漫画『SLAM DUNK』をプレゼンすれば、
藤森も2月に開設した自身の
チャンネルで同作品をラップで
紹介するという、同じコンテンツに
ついて違う魅せ方をする
コラボ企画を行っているのも面白い。

どちらかを見たらもう一方も
気になって見たくなる、
というWin-Winの仕掛けだ。

現在の単独での仕事ぶりを
見ればわかる通り、
得意分野や強みが
まったくが違う
ふたりだからこそできる
見せ方だろう。

■ 「ずっと相方の足を
引っ張っていた」
振り返って思うこと

オリラジは元々大学時代に
バイト先で出会い、
友人関係からコンビを
結成している。

中田のYouTube大学の
登録者数20万人記念動画で、

藤森がゲスト出演した
際には、オリラジの
結成秘話が語られた。

友だちからコンビに
なったふたりの、
お互いにしかわからない
当時ハマっていたもの
へのテンションや、
仲のいい男友だち
ノリが満載だ。

中田もいま改めて、
「(相方と)気が合うな~と感じる」
と話している。

まったく違う仕事をしていても、
お互いの好みやノリ、
空気感を熟知している感じは、
まさに学生時代の友人同士
ならでは。

ふたりは、お互いを
決して否定しない。

相方のいいと思ったところは
素直に「あれ、良かったよ」と
褒め、知らない話は
「へぇ~!」と楽しそうに
耳を傾け合う。

だから、ふたりのトークは
聞いていて心地がいいのだろう。

言葉の端から見えるのは、
お互いの相方への絶対的な
信頼とリスペクト。

藤森は、ずっと相方の足を
引っ張っていた、と
思っていたそうだ。

チャラ男キャラのブレイクで、
ようやくコンビとして
対等になった気がした、と。


一方中田は、
「むしろ自分にはキャラがない分、
置いて行かれたと感じていた」
と話す。

内にこもるタイプの
自分は藤森の社交性に
助けられていた、とも。


キャラクターも正反対で、
お互いに自分にないものを
持つ相方に時に焦り、
時に助けられながら、
自分にしかない芸を
磨いてきたふたり。


コンビでのYouTubeチャンネル
開設に至ったのは、ラジオの
現場で藤森が
「もっとふたりで話す場がほしい」
と中田に話したことが
きっかけだという。

そうして始まった
オリラジチャンネルでは、
他愛もない話や情報交換を
しつつ、生き生きと
ボケてツッコミながら、
素で笑い合うふたりの姿を
見ることができる。


デビューして15年。

オリラジは、今最高に仲が良く、
面白い。

この先コンビとして
どんな化学反応を起こして、
どんな新たなプロジェクトを
見せてくれるのか、
楽しみで仕方ない。

(ザテレビジョン・小林麻美)



オリラジが今「最高に仲が良く面白い」-1.GIF
2017年、7年ぶりに宣材写真を撮り直したオリラジ比較画像
※画像は藤森慎吾(fujimori_shingo0317)
公式Instagramのスクリーンショット







ザテレビジョン 6/29(月) 12:00配信

最終更新:6/29(月) 12:49



https://news.yahoo.co.jp/articles/7fcb93d6b761026c125dc404303cbbc7626cf3dc













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